伊藤五郎の発言 (本会議)

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○伊藤五郎君 ただいま議題となりました条約二件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。
 まず、ベルギーとの文化協定は、わが国とベルギーとの間の文化、科学及び教育の分野における交流を奨励することを内容とするものでありまして、戦後わが国がフランス、イタリア等と締結した文化協定とほぼ同様の内容のものであります。
 次に、ギリシャとの航空協定は、わが国航空企業による南回り欧州路線の一環としてギリシャへの乗り入れを確保する見地から交渉が行なわれたものでありまして、両国間の定期航空業務の開始及び運営についての手続と条件を規定するとともに、両国の航空企業の運営路線を定めたものであります。
 委員会における質疑の詳細は、会議録によって御承知願います。
 一昨二十八日質疑を終え、ベルギーとの文化協定については、別に討論もなく、全会一致をもって承認すべきものと決定し、ギリシャとの航空協定については、日本共産党を代表して星野委員より、この協定の内容には基本的には問題はないが、急いでこの時期に締結することは、現在のギリシャの軍事独裁政権にさらに国際的支持を与えることになるとの反対討論が行なわれた後、多数をもって承認すべきものと決定いたしました。
 以上御報告いたします。(拍手)

発言情報

speech_id: 107215254X01519740330_006

発言者: 伊藤五郎

speaker_id: 12227

日付: 1974-03-30

院: 参議院

会議名: 本会議