本会議

1974-03-30 参議院 全51発言

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会議録情報#0
昭和四十九年三月三十日(土曜日)
   午前十時十二分開議
    —————————————
○議事日程 第十五号
  昭和四十九年三月三十日
   午前十時開議
 第一 理学博士江崎玲於奈君のノーベル賞受賞
  につき祝意を表する件
 第二 日本国とベルギー王国との間の文化協定
  の締結について承認を求めるの件
 第三 航空業務に関する日本国とギリシャ王国
  との間の協定の締結について承認を求めるの
  件
 第四総理府設置法の一部を改正する法律案
  (内閣提出、衆議院送付)
 第五 裁判所職員定員法の一部を改正する法律
  案(内閣提出、衆議院送付)
 第六 計量法の一部を改正する法律案(内閣提
  出)
 第七 電力用炭販売株式会社法等の一部を改正
  する法律案(内閣提出、衆議院送付)
 第八 地方税法の一部を改正する法律案(内閣
  提出、衆議院送付)
 第九 放送法第三十七条第二項の規定に基づ
  き、承認を求めるの件(衆議院送付)
 第一〇 関税定率法及び関税暫定措置法の一部
  を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)
 第一一 所得税法及び災害被害者に対する租税
  の減免、徴収猶予等に関する法律の一部を改
  正する法律案(内閣提出、衆議院送付)
 第一二 法人税法の一部を改正する法律案(内
  閣提出、衆議院送付)
 第一三 租税特別措置法の一部を改正する法律
  案(内閣提出、衆議院送付)
 第一四 会社臨時特別税法案(衆議院提出)
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○本日の会議に付した案件
 一、請暇の件
 一、日程第一より第一四まで
 一、国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建
  促進特別措置法の一部を改正する法律の一部
  を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)
 一、昭和四十九年度一般会計暫定予算
 一、昭和四十九年度特別会計暫定予算
 一、昭和四十九年度政府関係機関暫定予算
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河野謙三#1
○議長(河野謙三君) これより会議を開きます。
 この際、おはかりいたします。
 小枝一雄君、田中茂穂君から、いずれも病気のため三十一日間請暇の申し出がございました。
 いずれも許可することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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河野謙三#2
○議長(河野謙三君) 御異議ないと認めます。よって、いずれも許可することに決しました。
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河野謙三#3
○議長(河野謙三君) 日程第一 理学博士江崎玲於奈君のノーベル賞受賞につき祝意を表する件
 理学博士江崎玲於奈君は、昨年十二月十日、一九七三年度ノーベル物理学賞を授与されました。まことに喜びにたえません。
 つきましては、本院は、同君に対し、院議をもって祝意を表することとし、その祝辞は議長に一任せられたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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河野謙三#4
○議長(河野謙三君) 御異議ないと認めます。
 議長において起草いたしました祝辞を朗読いたします。
 理学博士江崎玲於奈君 君は半導体と超電導体のトンネル効果に関する実験的発見により千九百七十三年度ノーベル物理学賞を授与されました
 参議院はここに君の偉大な功績をたたえ院議をもつて心からの祝意を表します
   〔拍手〕
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 祝辞の贈呈方は、議長において取り計らいます。
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河野謙三#5
○議長(河野謙三君) 日程第二 日本国とベルギー王国との間の文化協定の締結について承認を求めるの件
 日程第三 航空業務に関する日本国とギリシャ王国との間の協定の締結について承認を求めるの件
 以上両件を一括して議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。外務委員長伊藤五郎君。
  〔議長退席、副議長着席〕
  〔伊藤五郎君登壇、拍手〕
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伊藤五郎#6
○伊藤五郎君 ただいま議題となりました条約二件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。
 まず、ベルギーとの文化協定は、わが国とベルギーとの間の文化、科学及び教育の分野における交流を奨励することを内容とするものでありまして、戦後わが国がフランス、イタリア等と締結した文化協定とほぼ同様の内容のものであります。
 次に、ギリシャとの航空協定は、わが国航空企業による南回り欧州路線の一環としてギリシャへの乗り入れを確保する見地から交渉が行なわれたものでありまして、両国間の定期航空業務の開始及び運営についての手続と条件を規定するとともに、両国の航空企業の運営路線を定めたものであります。
 委員会における質疑の詳細は、会議録によって御承知願います。
 一昨二十八日質疑を終え、ベルギーとの文化協定については、別に討論もなく、全会一致をもって承認すべきものと決定し、ギリシャとの航空協定については、日本共産党を代表して星野委員より、この協定の内容には基本的には問題はないが、急いでこの時期に締結することは、現在のギリシャの軍事独裁政権にさらに国際的支持を与えることになるとの反対討論が行なわれた後、多数をもって承認すべきものと決定いたしました。
 以上御報告いたします。拍手
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森八三一#7
○副議長(森八三一君) これより採決をいたします。
 まず、日本国とベルギー王国との間の文化協定の締結について承認を求めるの件の採決をいたします。本件を承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
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森八三一#8
○副議長(森八三一君) 総員起立と認めます。よって、本件は全会一致をもって承認することに決しました。
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森八三一#9
○副議長(森八三一君) 次に、航空業務に関する日本国とギリシャ王国との間の協定の締結について承認を求めるの件の採決をいたします。本件を承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
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森八三一#10
○副議長(森八三一君) 過半数と認めます。よって、本件は承認することに決しました。
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森八三一#11
○副議長(森八三一君) 日程第四 総理府設置法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。内閣委員長寺本広作君。
   〔寺本広作君登壇、拍手〕
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寺本廣作#12
○寺本広作君 ただいま議題となりました総理府設置法の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 本法案は、国賓及びこれに準ずる賓客の宿泊等に関する接遇を行なうため、総理府本府の附属機関として迎賓館を設置するとともに、総理府の附属機関である同和対策協議会の設置期限を昭和五十四年三月三十一日まで五カ年間延長しようとするものであります。内閣委員会におきましては、迎賓館設置の経過と法的措置との関係、国賓等の範囲と迎賓館の運営方針、同和対策協議会の設置期限延長を五カ年間に限定した理由、ウタリ対策についての政府の窓口一元化の問題等について質疑が行なわれたのでありますが、その詳細は会議録に譲りたいと存じます。
 質疑を終わり、討論なく、採決の結果、本法案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上御報告申し上げます。拍手
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森八三一#13
○副議長(森八三一君) これより採決をいたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
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森八三一#14
○副議長(森八三一君) 総員起立と認めます。よって、本案は全会一致をもって可決されました。
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森八三一#15
○副議長(森八三一君) 日程第五 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。法務委員長原田立君。
    〔原田立君登壇、拍手〕
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原田立#16
○原田立君 ただいま議題となりました裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、法務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。
 本法律案の要旨は、第一に、高等裁判所における刑事長期未済事件の適正迅速な処理をはかるため、判事補の員数を二人増加し、また、簡易裁判所における道路交通法違反事件の適正迅速な処理をはかるため、簡易裁判所判事の員数を三人増加すること、第二に、下級裁判所における事件の適正迅速な処理をはかる等のため、裁判所書記官、家庭裁判所調査官及び裁判所事務官の員数を合計二十五人増加することであります。
 委員会におきましては、裁判官及び裁判官以外の裁判所の職員の欠員とその補充対策、特に速記官の恒常的欠員に対する抜本的対策、裁判官不足と裁判官不在庁の問題、速記官の職業病対策などの裁判所職員の健康管理、職場環境の改善、簡易裁判所の営繕の促進等について熱心な質疑が行なわれましたが、その詳細は会議録に譲ることといたします。
 かくて、質疑を終わり、討論に入りましたところ、別に発言もなく、次いで採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上御報告いたします。拍手
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森八三一#17
○副議長(森八三一君) これより採決をいたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
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森八三一#18
○副議長(森八三一君) 総員起立と認めます。よって、本案は全会一致をもって可決されました。
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森八三一#19
○副議長(森八三一君) 日程第六 計量法の一部を改正する法律案(内閣提出)
 日程第七 電力用炭販売株式会社法等の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)以上両案を一括して議題といたします。まず、委員長の報告を求めます。商工委員長剱木亨弘君。
    〔剱木亨弘君登壇、拍手〕
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剱木亨弘#20
○剱木亨弘君 ただいま議題となりました二法案について、商工委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 まず、計量法の一部を改正する法律案は、最近における消費者保護の社会的要請にかんがみ、商品を容器または包装に密封して販売する者に対する正味量の表記義務を強化するとともに、濃度、騒音レベル等の適正な計量の実施を確保するため、これらを対象とする計量証明事業を事業登録制度の対象に追加すること、及び計量管理の一そうの適正化をはかるため、計量士の登録に区分を設けること等を内容とするものであります。
 委員会におきましては、計量販売推進についての訓示規定の意義、民間の公害測定・分析業者の実態、さらに、新たに設けられる濃度、騒音レベル等の計量証明事業に対する監視体制等について質疑が行なわれましたが、その詳細は会議録に譲ります。
 質疑を終わり、討論なく、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
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 次に、電力用炭販売株式会社法等の一部を改正する法律案は、石炭対策を一そう推進するため、電力用炭の価格の安定等をはかり、石炭鉱業を営む会社の経理を適正化し、及び産炭地域における中小企業者について中小企業信用保険に関する特別措置等を講ずる必要性がなお存続している実情にかんがみ、電力用炭販売株式会社法、石炭鉱業経理規制臨時措置法及び産炭地域における中小企業者についての中小企業信用保険に関する特別措置等に関する法律の廃止期限をそれぞれ昭和五十二年三月三十一日まで延長しようとするものであります。
 委員会におきましては、石炭の再開発、石炭対策財源の安定的確保、炭鉱労働者の確保等について質疑が行なわれましたが、その詳細は会議録に譲ります。
 質疑を終わり、討論なく、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上二法案について御報告申し上げます。拍手
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森八三一#21
○副議長(森八三一君) これより採決をいたします。
 まず、計量法の一部を改正する法律案の採決をいたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
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森八三一#22
○副議長(森八三一君) 総員起立と認めます。よって、本案は全会一致をもって可決されました。
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森八三一#23
○副議長(森八三一君) 次に、電力用炭販売株式会社法等の一部を改正する法律案の採決をいたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
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森八三一#24
○副議長(森八三一君) 総員起立と認めます。よって、本案は全会一致をもって可決されました。
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森八三一#25
○副議長(森八三一君) 日程第八 地方税法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。地方行政委員長久保田藤麿君。
   〔久保田藤麿君登壇、拍手〕
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久保田藤麿#26
○久保田藤麿君 ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案は、地方税負担の現状にかんがみ、地方財政の実情を勘案しつつ、住民負担の軽減合理化をはかるため、個人の住民税について所得控除額等の引き上げを行ない、個人事業税の事業主控除の額を引き上げるとともに、中小法人に対する事業税の軽減税率の適用範囲を拡大し、小規模住宅用地等に対する固定資産税の課税標準の特例を設け、料理飲食等消費税の基礎控除額の引き上げを行なうほか、電気ガス税を電気税及びガス税に分離してそれぞれの免税点を引き上げ、ガス税の税率を引き下げる等の措置を講じ、また、地方税源の充実等をはかるため、市町村民税の法人税割りの引き上げ及び自動車取得税の税率の引き上げ等を行なうほか、地方税制の合理化をはかるため所要の規定を整備しようとするものであります。
 委員会におきましては、物価高騰下における住民税減税のあり方、地価上昇のもとにおける固定資産税の課税問題、地方税源の強化問題等について質疑がありましたが、その詳細は会議録に譲ることを御了承願います。
 質疑を終わり、討論を行ない、採決いたしました結果、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、本案に対し、住民の税負担の軽減措置を引き続き講ずること、都市税源拡充のため事務所・事業所税の創設、法人所得課税の地方への配分の強化措置を検討すること、市町村道路財源の充実をはかるため必要な措置を講ずること等について、政府の善処を求める附帯決議を付しております。以上御報告申し上げます。拍手
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森八三一#27
○副議長(森八三一君) これより採決をいたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
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森八三一#28
○副議長(森八三一君) 過半数と認めます。よって、本案は可決されました。
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森八三一#29
○副議長(森八三一君) 日程第九 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件(衆議院送付)を議題といたします。
 まず、委員長の報告を求めます。逓信委員長川村清一君。
   〔川村清一君登壇、拍手〕
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