久保田藤麿の発言 (本会議)
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○久保田藤麿君 ただいま議題となりました地方自治法の一部を改正する法律案について、地方行政委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。
本案のおもな内容を申し上げますと、まず、特別区の自治権能の充実強化をはかるため、昭和五十年四月から特別区の区長について公選制を採用するとともに、都から特別区への事務の移譲、職員の身分移管等について必要な措置を講じようとするものであります。
次に、市町村の一部事務組合制度についての改正であり、相互に関連する事務を共同処理する場合は、その処理しようとする事務が構成市町村間で同一種類のものでなくとも一部事務組合の設立ができるものとし、組合議会の議決方法等、その運用について特例を設けることとしております。
そのほか、監査委員の任期の延長、地方公共団体の処理すべき事務に関する規定の整備等、所要の改正を行なおうとするものであります。
委員会におきましては、都から区への事務の移譲と統一性の確保、複合的一部事務組合の性格等について質疑がありましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。
質疑を終わり、別に討論もなく、採決の結果、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、本案に対し、複合的一部事務組合制度の運用にあたっての構成市町村の自主性の確保、都区間の事務移管、配属職員制度の廃止にあたっての都区間の協議の尊重、地方事務官制度の廃止等について、政府の善処を求める附帯決議が付されました。
以上御報告いたします。(拍手)