滝沢正の発言 (社会労働委員会)
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○滝沢政府委員 確かにおっしゃるように、最近アメリカなどでやっておりますカイロのような問題は、若手の方でもかなり勉強しておられるような方もございますので、何でも年寄りの方で、もう将来これは意味がないというような見解はわれわれも持っておりません。おっしゃるように確かに愛好者が比較的国民の中に多い。ただ、それだけで身分制度なりこういう制度を実際の――たとえば先生おっしゃった最高裁の判例も、無害ならいいじゃないかというのは、主として職業選択の自由という基本理論から出発しておられるようでございまして、われわれも聞くところ、裁判官の中にも、職業選択というだけじゃなくてやはり医療の国民への及ぼす影響を考慮して、必ずしも全員の賛成でなかったような面もありますが、結論としては確かにそういうことが出ているわけでございます。
そういうことももちろん踏まえながら、今回こういう状態になって、世論としても、あるいは先生方の御意見の中にも、何とかはっきりさしたらどうか、しかも法律で期限を切ってまでこの処置を明確にしろということでございます。そういう意味で、われわれとしては今回の研究班に有効性、有害性の有無、程度、適応症、禁忌の有無、程度等を十分検討していただきまして、そして先生のおっしゃるような方向をどういうふうに――導入すべきものは導入する、これはだめとするものはだめとするというように、いろいろはっきりした措置をしろということでございますから、われわれとしてもそういう観点に立ちまして、研究班の結果を十分踏まえて行政士の判断を下したい、こういうふうに考えております。