田中六助の発言 (石炭対策特別委員会)
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○田中(六)委員 向坂参考人に聞くよりも、下の方の地下にもぐっている数字をよく知っておるから、犯人はだれだというようなことになると、やっぱり裏にいろいろやっておるのじゃないかという気がするのですが、それでそれほど具体的にしても、これは行政指導のうまみかもしれないが、三年たてば黒字になるというようなことが、果たして机上プランで言えるかどうかということに懸念を持つのですね。それでもう少し私企業ということに藉口して言うならば、経営者の意見あるいは経営者がどう考えておるかということです。やっぱりそれは経営者は、いまこれほど手厚い保護を受けてという悪口を言われていますけれども、石炭に関する限りは専門家であり、技術も持っておるのですからね、そういう点の意見をもう少し聞くこと、それが一つ。
それからもう一つ、ユーザー側が、きのうも鉄鋼も電力も言っておったけれども、この答申、結構です。しかし私どもには協力に限界がございますということを言っているわけです。それはまさしく向こうも私企業ですから、そこに価格に転嫁されると、どうしても電力料金、鉄鋼の値上げにならざるを得ない、あるいはまた値上げするときに材料にするし、それがまた消費者物価に、鉄鋼とか電力というのは基幹産業ですから、非常に影響力が大きい。だから簡単に石炭の炭価をユーザーと交渉して、こうするのだ、ああするのだということなのですが、あと何か政治的な配慮、政策的なことを考えてほしい。つまり格差の是正についてはそういうことと、あらゆるところにそういう文言が出てくるのですが、あとは政府が何とかしろというような印象を受けるのですが、もう少し経営者それからユーザー側、そういうものと対峙するのじゃなくて、常にそういうのを中心にして、まあ自分たちが、監督官庁は外側で見ていくというような態度が欲しいと思うのですが、今後ユーザー側とか、あるいは経営者に対する態度について、どういうふうに持っていきたいか。いままでどおりだったら、私は大した変革はないと思うのだが、そういう点、ちょっと石炭部長から聞いておきたい。