中橋敬次郎の発言 (大蔵委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○中橋政府委員 相続税と贈与税の関係でございますが、やはり贈与税といいますのは、私どもは相続税の補完税というふうに考えております。しかもその場合に、相続といいますのは、これは人間の意思いかんにかかわりませず、死亡ということで必然的に時を選ばず生じてくる事態でございます。
 それに対しまして、贈与というのは、これはあくまでも人間の自発的な意思でもって財産を贈与する。いろいろな目的がございましょうけれども、全く偶発的な相続に比べますと、全く自発的な機会に発生するわけでございます。しかも、何と申しましても私どもが一番注意をしなければなりませんのは、贈与によりまして小刻みに財産を分与しますときに、これがどうしても減殺効果をもたらすということでございます。
 したがいまして、贈与税の負担と申しますのは、相続税に比べましてどうしても若干きつくなってもやむを得ないというのが基本的な態度でございます。しかもそれが、財産価額が上にいけばいくほど、やはり贈与の目的というのが将来の相続ということも考えながら行われるという場合が非常に多うございますので、やはりその点はかなり今回の改正におきましても重視せざるを得ないということでお願いしておるわけでございます。

発言情報

speech_id: 107504629X01019750225_003

発言者: 中橋敬次郎

speaker_id: 16898

日付: 1975-02-25

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会