植木光教の発言 (内閣委員会)
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○植木国務大臣 八月の十三日に人事院勧告が行われまして、私から総務長官談話を発表したことは仰せのとおりでございます。その中にも書いておりますように、人事院勧告を政府が「尊重することが公務員制度を適正に運営をしていくための基本的建前である」という認識を私は強く持っているのでございます。したがいまして、財政事情なども厳しいことは御承知のとおりでございますが、私も承知をいたしておりますけれども、しかしながら、できるだけ早い機会に給与の改定が行われるよう誠意をもって対処いたしたい、こういう談話を出したわけでございます。
この中に「完全実施」という文言がないではないかという仰せでございますが、これは確かに、昨年も一昨年も「完全実施」という文言は入っておりまして、今回は入っておらないということは事実でございます。しかしながら、検討を開始いたします、勧告の当日に発表いたします中に、完全実施をいたしますということを断言するということは、これはまあできないわけでございます。したがいまして、もう大出先生十分御承知のように、昨年も「勧告の完全実施に努めてきたところでありますが、今回の勧告についても、」と、こういう言い方をしているわけでございます。
私は、基本的たてまえとして人事院勧告を尊重しなければならないということを言いますことによりまして、同じことを言ったつもりでございまして、昨年までの談話におきましても、この人事院勧告を尊重し、できるだけ完全実施したいという政府の基本的態度を示しているのでございまして、その基本的態度につきましては何ら従来と変わるところはございません。前回の当委員会におきましても完全実施について最善の努力をするということを申し上げた決意には、何ら変わりはないのでございます。