福田一の発言 (内閣委員会)
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○福田(一)国務大臣 大変根本的な問題についてのお話しがあったわけでありまして、実はスタグフレーションということの内容自体にもいろんな問題があります。しかし政府は、来年の三月に一応消費者物価を九・九に抑えるということで、これがそう抑えられた場合に、これはインフレであるかどうかというような問題も出てきますね。だから、そういうことについて、スタグフレーションについての問題点はいろいろありますが、ただ四十一年、二年の、不況のときと違いますのは、もうあなたも十分御承知のとおり、私たちがいわゆる原料というものを自由に安く買えなくなったという事情が一つある。これからもないですね。低開発国も売りはしません。そういうことは恐らく認めないと思う。そういう事情があるだけに、低成長しかできないということを私たちは言っておるわけでございます。そうすると、低成長時代ということになると、いま切りかえの時期でございますから、東京都にしましても神奈川県にしましても大阪府にしましても、どこにでもいま非常に大きなショックを与えておるということは事実でございます。しかしそれかといって、完全な不景気に陥れてはいけないということであれば、ここで何としても公共投資をふやさなければいかぬ。そこで国が一つの予算をつくった。それで地方がそのまま負担を持ちなさい、そんな理屈はこれは成り立たないですね。私は、その点は非常にはっきりしているつもりでございまして、そういうときはひとつ大いにがんばってみよう。これ以上申し上げませんけれども、私はそういう決意を持ってやっておる。私は、余りあげつらうことがきらいですから、宣伝したりそういうことをするのはきらいですが、やるときはちゃんとやりますから、その点は御心配のないようにお願いしたいと思います。