山村新治郎の発言 (本会議)

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○山村新治郎君 ただいま議題となりました高圧ガス取締法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 近年、石油化学工業等の高圧ガス製造事業が大規模化、複雑化し、また、一般家庭における液化石油ガス消費が拡大するに伴いまして、高圧ガスの爆発等による災害の絶滅を期する必要性が一段と高まっております。
 本案は、この現状に対処して、高圧ガス保安体制の強化を図るため、提案されたものでありまして、その主な内容は、
 第一に、高圧ガス事業所における保安管理組織につきまして、現行の作業主任者制度を改め、事業所ごとに、保安統括者とこれを補佐する技術者等を置くとともに、工場の主要な分野、機能ごとに保安係員を配置する等、保安管理体制を体系的に整備強化すること、
 第二に、高圧ガス事業所における危害予防規程を充実するため、その認可申請に際して、高度の専門的能力を有する高圧ガス保安協会の意見書を添付させることとするとともに、従業員の保安教育を強化するため、事業所の保安教育計画に対し、新たに、都道府県知事の変更命令権を設けること、
 第三に、爆発等の災害を未然に防止するため、特定の高圧ガス製造設備については、その設備の製造段階において、一定の検査を受ける義務を課すること、
 第四に、保安管理を強化するため、LPガス容器等について、検査合格の刻印制度及び所有者の表示制度を設けるとともに、バルブ等の付属品についても、新たに検査制度を設けること、
 第五に、高圧ガス保安協会に対し、新たに一億円の政府出資を行うとともに、同協会の業務を拡充すること
等であります。
 本案は、去る二月十七日、本委員会に付託され、同月十九日、通商産業大臣より提案理由の説明を聴取いたしました後、慎重な審査を重ね、三月十八日、質疑を終了し、採決いたしました結果、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 なお、本案に対し、コンビナートの保安確保、家庭用LPガスの災害防止及び高圧ガス保安行政の強化に関する決議が付されましたことを申し添えます。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
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発言情報

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発言者: 山村新治郎

speaker_id: 8325

日付: 1975-03-25

院: 衆議院

会議名: 本会議