矢追秀彦の発言 (予算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○矢追秀彦君 そうじゃなくて、いまの問題を言いますと、この吉川講師のやられたやり方に一番近いデータを調べると、東京都で、先ほど私の申し上げたのが一番比較には対照になるわけです。やっぱり対照をとる場合は同じものが一番理想ですが、どうしてもない場合は一番それに近い検査方法をとったものが必要なわけですが、それでいくと〇・一から〇・二となっているわけです。そうなりますと、竜神村のは、一つは百倍であり、あるいは五十倍から百倍ということになってくるわけです。いま一%ないし二%と言われています。それでもまあ十倍ですよね。しかし、それは検査方法の違いによるわけです。しかも、吉川講師のやられたのは、非常に最初行って驚かれたわけですよね。なぜ、どうして行かれたかといいますと、厚生大臣、これ、ごらんになっていただいたらいいですけどね、筋ジストロフィーのような症状が出るということで行かれたら、たん白が出てきた。しかも異常な出方である。だから非常に厳しくやっても——むしろ吉川先生のはうんと下を押さえられた。それでもここまで出てきたんです。
これはいつも厚生省の比較はそういう高い数値を持ってこられたわけです。だから、実際一番近いのでいけば、やはり私は〇・一あるいは〇・二という、この東京都のデータが一番近いと言われているわけですから、それとの比較をやれば猛烈に高い。しかし、一応高いことは認められているわけですから、それでよろしいですけれども、絶えず何か言い逃れ的な感じもするわけです。そういう行政ではいけない、むしろ厳しく見ていく、その点をひとつお願いしたいと思うんです。それからこれはBHCの問題も言われておりますし、いろんな問題があるんですが、そのほか、この間の報告でも村長は知らなかったと、こう言われていますけれども、実際村長は知っておったわけなんです。そういった点もいいかげんですし、ひとつこれは改めてきちんとしていただきたい。
それから総理、総理は環境庁長官もやられましたけれども、一番いま問題は、もちろん大都会における公害もさることながら、こういう地方で隠れた公害というのが非常にたくさんあるわけです。しかも、これがまだまだつかめていない。こういうことで、いまいろいろやられてはおりますけれども、この問題だって今度始まったんじゃないです。昭和四十八年からもうわかっていたことなんですね。しかし、ようやくここまで来て行政のレベルへ来たという状況なんです。だから、そういうことでひとつ、こういう隠れた公害ということについて総理は今後どうおやりになるか、所信をお伺いしたい。