金子みつの発言 (社会労働委員会)

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○金子(み)委員 わかりました。それだったらば、国民が読んで誤解のないように、言葉をきちんとそろえていただきたいと思うわけです。良心的な医師は、日本の医療は約三十年世界に立ちおくれているということを言っておられるのはよく聞くわけでございますが、いまの大臣のお気持ちはよくわかりました。私はそれで理解いたしましたけれども、白書をこれから読むと思います多くの国民が誤解しないように、お手はずをお願いしたいと思います。
 それでは私は、万全ではないと考えられる医療の中身の一つをきょうは提案させていただいて、厚生省の御所見を伺わせていただきたいと思います。
 現在、日本の医療のおおむねが社会保険診療を行っているのは御承知の点でございますが、この社会保険医療の中で、政府の御方針あるいはまた指導とされて行われているものに基準入院サービスというのがございます。いわゆる基準看護、あるいは基準給食、あるいは基準寝具というふうに、三部門に分かれた基準入院サービスというものが行われておって、ある一定の基準が決められ、この基準を満たされることを期待しながら新医療を展開していくということになっているわけでございますが、この基準入院サービスの目的の中で二つの目的を持っておられるというふうに私は理解しております。その一つは、保険の患者には一定の水準の入院サービスというものが確保できるということが一つの目的になっていますね。それからいま一つの目的は、いわゆる旧来の入院サービスにとどまっている幾つかの病院があるわけですが、そういう病院に対する入院サービスの改善を目標とする、こういう目的も持っておられるようでございます。
 そこで、現在どれくらいこの基準入院サービスが展開され、進められているかということを、厚生省からいただきました資料で私の質問に答えていただきたいのですが、その中で私はいわゆる基準看護だけを取り上げて、いまこの資料のことを申し上げたいと思います。
 基準看護の承認されている病院の数が一般病院では二千七百二十六というふうに承りました。結核や精神は病棟単位で承認されますので、これを病院数と数えるわけにはいきませんからこれは一応外すといたしまして、一般病院だけで見ますと、基準看護承認全体は二千七百二十六と聞いております。この数は、日本の国の全体の病院数が八千二百七十三病院あるわけでございますから、この全病院数に対して基準看護承認病院の数は三五%くらいになりますか、そういうような現状でございますが、こういう数字を土台にしまして、政府で志向していらっしゃる基準看護、いわゆる基準入院サービスを進めていこうとしていらっしゃる立場から、この数字は果たして成功しておられるのか、あるいはもっと進めなければならないと思っておられるのか、この辺でよろしいと思っていらっしゃるのか、その辺の御見解をまず聞かせていただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 金子みつ

speaker_id: 24663

日付: 1975-12-18

院: 衆議院

会議名: 社会労働委員会