大出俊の発言 (内閣委員会)
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○大出委員 それで、調査団がおいでになって、買いもしないのになぜ調査に来たんだという顔をされたというようなことが新聞に書いてありましたね。ところがまた別なところでは、日数が少ないじゃないか、二十日間くらいいてくれないかと言ったところがあったとかいってね。これはいまの話でわかりましたが、いずれにせよ買う気もないのに、それは性能だ何だと調査しようというんならそれなりの調査の仕方もあり、調査の出し方もある。どうもいまの答弁がきわめて形式的なんだが、客観的に見てという、そういうものじゃなかろうという気が私はするわけでありまして、制服の諸君はそんなことを考えていない。ミラージュあたりをとっつかまえて、これはロッキード騒ぎでステラン将軍が米国機に劣るんだというような文書を出したなんという騒ぎになって、その後交通事故で亡くなっちゃった。そういう機種まで挙げるというようなこと自体が私はおかしいと思っているのですよ。つまり、対象にしにくいものまで入れて七機種だなんて言っているのは、世間一般に対する配慮を考えてそうしている。そこらがそもそも一つのプリンシプルがないという気が私はする。ずばりこれだという、そういう物の考え方を、防空構想を、防衛構想からいって、日本の置かれた専守防衛という立場等も踏まえて、また対象国という言葉がいいか悪いかは別として、そこらも考えてどうするかということを原則を立てて、その上でずばりこの範囲でということに初めからすべきであって、大変なつまらぬ金を使って、これは国民の税金のむだ遣いですよ、何カ国も歩くなんということは。
〔加藤(陽)委員長代理退席、委員長着席〕
だから、そこらのところをこれは長官に一言承っておきたいのです。なぜ一体こんなに手を広げて、われわれ何回もFX問題を扱ってきている一人ですから、いまさらという気がするようなことを、世の中の専門家だってみんなそう思っていることをなぜ一体おやりにならなければならぬか。性能調査をしようとかなんとかいうなら、やり方はほかにあるわけですから、買うということで、そういう目的で行ったはずなんだから、行くについては。そうでしょう。だから、これはそこらをもう一遍振り返ってみて——こんなのは決まる話じゃない。だからここまで来れば、ずばりF14を使うのか、F15を使うのか、F16を使うのか。F16はYFの形でしょうけれども、そのぐらいしかありはせぬ。そのほかのものをと言っても言いようがないじゃないですか、性能を調べてみるほど。だから私は、やっぱりその辺のところで初めから物を考えるというのが正しかったという気がする。大臣、これはいかがですか。