大出俊の発言 (内閣委員会)
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○大出委員 それは丸山さん、たとえわずかしか欧州にはいなかったとしても、向こうもまともな応対をしなかったなんという話も新聞に出たりしていましたが、行った以上はそれなりの何か資料収集をしなければ、まるっきりそれは税金のむだ遣いになっちゃうのだから、だからそれは何かやはり持って帰ってくることになるでしょう。だけれども、やはりまともに向こうが応対したがらぬようなファントムのときの例があるわけですから、あのときからそうなんだから、そういうことは私は形式で——いま形式でというお話で反省しておりますとおっしゃるからもう言いませんけれども、そこらがやはり混乱する原因だ。
そこで、向こうが余りろくな応対をしないところもあったようですけれども、このミラージュF1、フランスのダッソー・ブレゲーという会社ですね、これ。これを採用するということはあり得ない。NATO、フランスを含むEC諸国がミラージュを採用しなかったのですから、そんなものをこちらが採用するなんと言ったら世の中が笑う。それはできない。それが一つ。それからMRCAパナビア200、これは英国、西ドイツ、イタリア三国共同開発ですね。これも当時問題になっておったわけですから、結果的に16になったのですけれども、これもどうもちょっとわが国となると、なじむ筋合いのものではない。それからサーブ37ビゲン、これはスウェーデンのサーブスカニアという会社ですね。これもちょっとどうも外れていますよ。ということになると、つまり欧州の機種というのは、まあ調査にはおいでになったわけですけれども、どこから見ましても、制服の方方のいろいろなお考えなどというものも間々いろいろなものに載りますけれども、そこらをずっと集めて読んでみても、こちらの方に気持ちが行っている方はほとんどいない。ということになると、残るのは米国機種なんですね。F14トムキャット、F15イーグル、それにF16、これはまだ完成機じゃないわけですからYFでしょう。もう一つF17がありますが、これはノースロップですけれども、これは18に変わり、かつ将来の問題として残っているだけで、ほとんど可能性がない。だから関係商社も、そういう意味ではおりちゃっているわけですね。そうすると、いやでも残るのはF14トムキャット、F15イーグル、F16——これはゼネラル・ダイナミックス社ですね、この三機種にならざるを得ぬ、だれが考えたって。それはそれでいいんじゃないですか、形式云々じゃなくて実際問題として。でないと、これはもう議論が横に広がりますので、この三つなら三つにはっきりしておいて、これは承りたいのですが、いかがでしょう。