永井道雄の発言 (文教委員会)

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○永井国務大臣 前国会で私どもの方から御説明を申し上げました技術科学大学院というのは、ただいま先生が御指摘になりましたように、主として高等専門学校卒業者を対象といたしまして、実践的な技術の開発を主眼とした大学院レベルに重点を置いた教育研究機関ということでございました。
 そこで、その制度上の位置づけにつきまして調査会を設けて御検討を願ってまいりましたが、以前はいわゆる独立大学院として、大学院とそれに進学するための教育を行う大学院の下の二年の特別な課程というものから構成されるものと考えられていたわけでございます。ところが、前国会において諸先生方の御審議がございました。そこでその御審議の趣旨を勘案いたしまして、さらに大学設置審議会初め各方面からの御意見を承りました結果、次に申し上げる二点の方向において考えたいということでございます。
 第一点は、進学のための二年の課程が学校教育法上の位置づけにおきまして制度的に不明確であり、学生の処遇上にも問題があるということでございます。したがいまして第二点といたしましては、この大学、本学の性格というものは、実際的な技術教育を行っております工業高等学校の卒業生にも適合するものであることなどから、工業高等学校卒業者にも進学の道を開きます、そういう意味においては四年の学部ができるわけでございます。そしてさらにそのほかに、他方において三年次におきまして高等専門学校卒業者のための大幅な編入定員というものを置くようにいたしまして、通常の四年制の学部と修士課程を持つ大学とすることがより適切であるという結論に到達いたしまして、現在その方向で準備を進めている、こういうことでございます。

発言情報

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発言者: 永井道雄

speaker_id: 33142

日付: 1975-12-17

院: 衆議院

会議名: 文教委員会