二瓶博の発言 (物価等対策特別委員会)
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○説明員(二瓶博君) ただいま物価局長からお答えがございましたが、やや補足的に私からも御説明申し上げたいと思います。
今度の麦価の改定によりまして、パン一斤これに影響をいたします価格は、これは原麦のみの影響ということで考えますと四円でございます。ただ昨日大胆が記者会見をいたしました際に、便乗値上げを厳に抑制をすると言いました際に、原麦コストの方は四円上がるわけでございますが、大体これは全体のコストの面から、パンの製造コストの面から見ると二割でございます。その二割の部分について、小麦粉、原麦が上がるものですから、それが一斤あたり四円、こういうことでございます。ところがそれ以外の八割部分につきましては、先ほど物価局長がお答え申し上げましたように、四十八年の十二月に麦の値段を上げ、それから年を越しまして一月からパンなどが、いわゆる九十円パンとかいうようなことで価格指導もやったわけでございます。したがいましてそれ以来この二年間、人件費のアップあるいは副資材の上昇、そういういわゆる原価構成の八割部分につきましては、むしろ据え置かしてきた、こういう現況でございます。したがいまして、今度四円の影響が原麦のみであるわけでございますけれども、その際にパン尾さんが値上げをしようというときに、どの程度の線で指導をするかということでございますが、大臣はそのときに、まあいろいろなそういう人件費、副資材等の値上がり等の関係もあるし、いろいろな標準的なものをはじいてみても、まあまあ十円以上というのはこれは便乗じゃないか、こういうことをおっしゃったわけでございます。私たちが今後指導いたします際は、改めてパンの大企業につきましては、事前にこちらに相談をさせまして、その上で十円以内におきまして個別に指導していきたい。大分、従来九十円パンがあるので、今度は百円パンとか、いろんなことで価格を明示して指導してもらった方がいいという御主張もあるわけでございますが、そういたしますとそれに張りつくというような問題もございますので、個別に私ども指導して適正な線の水準にいたしたい、こういうことを考えておるわけでございます。
それから、第二点の学校給食のパンの方の関係でございますが、この学校給食用のパンの原料になります小麦粉、これが今度の価格改定によってすぐ上がるのではないかという問題があるわけでございますが、農林省といたしましては、一月の二十日から麦価の方、麦の方の価格改定をやりたいと思っておりますが、これに伴います小麦粉なり、その他の麦製品、これにつきましては一カ月間は少なくとも値上げをしないようにということで指導をしたいと思っております。そういたしますと、学校給食用の小麦粉につきましても二月二十日以降ということになるわけでございますけれども、この学校給食会に対しまして供給いたします際には、今年度分を二月二十日以前に前の価格でもって売却をする、製粉会社に売却をして、それを通じて学校給食会のルートを通じて流れるようにいたしたいということで、少なくとも今年度内は学校給食用のパンにつきましては父兄負担が増高しないようにということで措置をいたしてまいりたい、かように考えております。
それからもう一つは、米の給食との関係で何か父兄負担がふえるのではないか、その面の——それはございませんですか、じゃ、以上でございます。