福田赳夫の発言 (物価等対策特別委員会)
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○国務大臣(福田赳夫君) いま、田代さんから八・八という数字をお述べになりましたが、八・八ということは申し上げておらないのです。五十一年三月、つまり五十年度末ですね。これが九・九と言っておりますが、それを実現したい。それから、さらに五十一年度におきましては、それよりも二%ぐらいは下げたいものだと、いま私は考えておるということなんでありますが、まあ海外要因、それから春闘、それからさらには公共料金、こういう問題が物価政策の前に立ちふさがっておるわけであります。その中で公共料金は政府の政策のかじのとり方次第で決まるわけですから、これの決め方に特に注意していきたいと思っているのです。そこで、とにかく九・九%、それより大体二%ぐらい下げるには公共料金をどういうふうに扱ったらいいだろうと、こういうことであります。その他経済全体につきましては、景気上昇のための施策をとりまするけれども、いま需給が非常に緩んでおる時期でありますので、来年度いろんな施策を講じましても、企業がフル操業、つまり需給が非常に緊迫するという状況にはなりませんので、景気政策と物価政策がそう相矛盾する、そういう状態には私はならぬと、こういうふうに判断しております。いずれにいたしましても、景気政策ばかりじゃないんです。インフレのない成長、こういうことなんで、物価の側面も十分にらみながら景気政策をやっていきたい、かような考え方でございます。