福田赳夫の発言 (物価等対策特別委員会)
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○国務大臣(福田赳夫君) 景気の側面と物価はどういう関係になるか。景気が沈滞をいたしますと卸売物価に直接つながってくると思います。この卸売物価は、ことしは不況の影響を受けまして、もうほとんど横ばいという状態で推移しているのです。先月の時点で一年前に比べますと〇・八%の上昇だ、ほとんど横ばいである。これに反して消費者物価の方は八・八%の上昇、こういうことになっておりますが、これから先を考えますと、来年の一月から三月までのこの本年度の第四・四半期、この期間におきましてはかなり経済活動は活発になってくる。それにつれて若干卸売物価の上昇は私はあると思います。来年はどうかと言いますと、景気がかなり上昇局面になってくる。その影響を受けまして、卸売物価、これはもうやっぱり四、五%ですか、その程度の上昇ということは、これはやむを得ないんじゃないかというふうに考えますけれども、それらを背景とし、それらを前提といたしまして消費者物価はどうなるかということも考えなきゃいけない。しかし卸売物価の上昇というのは、消費者物価にはそう大きな影響を直ちに持ってきませんが、消費者物価につきましては、そういう中でとにかく五十年度の一けた、それよりはさらに二%ぐらいは減らしていきたいなと、そういうふうに考えております。