吉田法晴の発言 (予算委員会)
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○吉田委員 これは参議院で佐々木静子さんから法務大臣に尋ねられたことですから御存じだと思いますが、狭山警察で調べている間に川越分室というものに移して、再逮捕の後でありますが、いままで南公民館として使われておった所に、ライオンを入れるのにいいのじゃないかと思われるような動物園のような非常にがんじょうなおりがつくられた。これは国警時代に使っておられたが、狭山事件の前にも使われず、あるいは後にもほとんど使っておらないということが答弁をされております。参議院の法務委員会での速記録によりますと。こういう牢屋のような、それもまた普通珍しいんじゃないかと思われるようながんじょうなおり、その中で、しかも庭のおりもそうですか、有刺鉄線がずっと張りめぐらされておるわけでありますが、と言われておりますが、それを大体否定はされておりません。政府委員として高松敬治君が出て答弁をいたしておりますが、それは否定はしておりません。そういう問題のこの特別の捜査室あるいは特別の留置場の中に長いこと閉じ込めて捜査をした、あるいは、黙秘権を告知しなければならぬというその義務さえ行われたかどうかわからぬ、あるいは弁護士をつけなければ捜査をしてはならぬとも書いてございますが、そういうものが十分行われたと思われません。そうしてつくられた、いわば刑事訴訟法の精神に違反をしてとられた証拠の証明力というものは、これは正当のものだと考えられますか。また、そういう人権を無視して、問題の刑事訴訟法に違反をしてとられた証拠の証拠力はないと考えざるを得ないと思いますが、この質問は法務委員会で行われておりますから、法務大臣にお尋ねいたします。