遠藤要の発言 (決算委員会)
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○遠藤要君 次に、やはり日本の安全という立場から、海洋法と安全保障についてお尋ねをしておきたいと思います。海の国際法とも言うべき海洋法の制定を目指して、第三次海洋法会議がニューヨークにおいて、第四会期がこのたび終わったようでございます。次は八月二日から開かれるということでございますが、各国の利害が絡んでおり、長期の交渉になりそうだというような情報が私の耳にも入っております。
ところで、その中で防衛に問題がありそうなのは、領海を十二海里とすることにあるのではないかと私は感じておるんですが、これが発効することになりますると、津軽、宗谷、対馬の三つの海峡はほとんど日本の領海に入る。こうなると、この海峡を通る、たとえば日本の防衛のためにアメリカの原子力潜水艦などが潜航したまま通過するのは困難になるのではないか。いわゆる無害通航が適用されるために潜水艦は浮上して通過することになるのではないかというような点が心配されるわけであります。こういうことになると、いわば潜水艦としての、まあ浮上して船が通航するということになれば、潜水艦としての効果がなくなってくると、そういうふうな点も考えられることだし、さらに私の心配しているのは、日米安保に伴うところの、国土内に核を持ち込むという場合には事前通告と申しましょうか、事前協議をやっていかなければならぬというような点を考えるとき、こういうふうな問題は一体どういうふうになるのかという点をひとつお尋ねしておきたいと思います。