宮澤喜一の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(宮澤喜一君) 事実の有無についておっしゃっておるわけでございますから、私がお答えすれば足りると思います。
いま上田委員のおっしゃることをもう少し単純化して申せば、日本がそういうようなものを購入する外貨を持っていなかったならば、あるいはいわゆるドル防衛というような事態が起こらなかったならばそういうことは起こらなかったかもしれないではないか、結局そういうことをおっしゃっていらっしゃるのならば、それはいわゆる自由化体制でわが国が外貨を持つようになったのでありますから、必要な物は輸入できるような情勢になっておった。そういう背景があったかなかったかと、それだけのことであれば、それは私はございましたと申し上げるにやぶさかでございませんが、それが何か引き金というようなことになりますと、その間に直接の因果関係があったというふうな印象を与えますから、引き金というふうな言葉は、象徴的な意味でならともかく、厳密な意味では私どもは当たらないであろうと思います。