大石武一の発言 (農林水産委員会)
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○大石国務大臣 マツクイムシの問題ですが、これはまことに困ったものでございまして、何とかしてあらゆる手段を尽くしてもこれは防がなけばばならないと思います。幸いにその原因がわかりまして、マダラカミキリムシですか、これがマツノザイセンチュウとかという生物を運んで、それが松を枯らす原因になっているということはようやく見つかったようでございます。それに対しましては、現在のところは残念ながらマダラカミキリムシを防除するということ以外に方法がないようでございます。その方法につきましてもいろいろな制約がありますので、やはりおっしゃるとおり何か立法を考えまして、強制的にあるいは国家的事業としてこれをやるような方法をいま検討中でございます。そういうことで林野庁でいま一生懸命に研究しておりますので、いずれそのような立法の方向に出てまいるかと考えておる次第でございます。
ただ私は、そのほかにこのマダラカミキリムシがなぜこんなに終戦後ふえて、そのような線虫を運んだりするようなことになったのか、なぜふえたのか。何か天然の中のいろんな循環の一つの輪がありますね、そういうものがどこか壊されているのではないかと思うのです、そういうものにつきまして、林野庁としてもできるだけ研究費を出しまして、各方面で広く研究をしてもらいまして、できるだけ早くその根本的な原因、広い大きな原因を確かめなければならぬじゃないかといま考えて、林野庁長官とも相談している最中でございます。