大石武一の発言 (農林水産委員会)
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○大石国務大臣 日本の現在の農政も何十年かの長い歴史の積み重ねによって現在の段階まで進んでまいったと考えております。その間には、やはりどの場合も同じでありまして、常に一直線に前進するというわけにはまいりません。あるいは急速に進む場合もあれば停滞することもありましょうし、三歩前進して一歩下がることもありましょう。時代とともにいろいろあったと思いますが、そのようないろいろな長い間の積み重ねによって現在の農政が展開され、現実にいろいろな問題がありましても、いまから何十年か前の農民の暮らしに比べれば、農民の生活ははるかに明るくなったと考えております。今度の冷害につきましても、なるほど何か農政上において多少の手落ちはなかったかという御意見であれば、私もその点は認めるにやぶさかでないと申し上げたのでございます。これは農政がどうだというよりは、やはり時代の流れに押された一つの結果でもあると思います。
御承知のように、日本の過去十数年間の高度経済成長という動きがやはりこの農政のあり方にもいろいろな変化を及ぼしまして、現在のような考えの違った、何と言ったらいいかちょっと言いにくいのですが、その形の変わった農政になったのだろうと思いまして、その点は、なるほど自由民主党は長い間政権を担当しておりましたから自由民主党のためだと言えば言えないこともありませんので、その点については十分に反省をしなければならないと考えておるわけでございます。