橘正忠の発言 (内閣委員会)

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○政府委員(橘正忠君) 先生御存じのとおり、ミグの返還につきましては、去る九月二十九日ニューヨークにおきまして小坂外務大臣が先方のグロムイコ外務大臣に対して返還の方針を伝えました。その後、それを受けまして十月二日にわが方から、返還と申しますか、引き渡しの日本側としての考え方をソ連側に伝えました。それに対しましてソ連側から、向こうから言えば引き受け——引き渡しを受けるその話し合いに入ろうという反応を示してまいりましたのが一週間たった十月の九日以降でございます。したがいまして、ある意味ではソ連側の反応自体もかなり間を置いて反応してきておるということでございまして、その後引き渡しの具体的なやり方、これは引き渡しの場所とか、どうやって点検といいますか、照合といいますか、確認といいますか、そういうことをやるか、あるいはどういう人間がその際ソ連側として必要であるかといったような、非常に細かい引き渡しの技術的な点についての話し合いが行われております。かなりそうした細目にわたる技術的な話でございますので、ソ連側においても細かい点を一々モスクワに指示を仰ぐなり、あるいは訓令を受けるなりという手続が必要であるように思われます。したがって、そうした話し合いは現在も続いて行われておりますので、やがてまとまることを私どもも期待しておりますが、現段階ではまだ確定的な、いわば引き渡しのシナリオと申しますか、そういうものが細目まで詰まっておらない段階でございます。したがいまして、いつという時期は、そうしたシナリオが確定次第向こうとしても決まってくることと思いますが、ただいまはそのちょっと手前の段階でございます。したがいまして、ただいまそうした具体的な話し合いの細目の内容についての御説明は差し控えさしていただきたいと思いますが、その点御了承お願いいたします。

発言情報

speech_id: 107814889X00319761028_005

発言者: 橘正忠

speaker_id: 1670

日付: 1976-10-28

院: 参議院

会議名: 内閣委員会