浦野幸男の発言 (本会議)
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○国務大臣(浦野幸男君) お答えをいたします。
質問の第一点は、五十五歳以上の高齢者の深刻な失業問題を解決するために、大企業に対して高齢者の雇用率の達成計画を提出させよ、さらに、定年制の延長を図れ、こういう御質問でございましたが、高年齢者の雇用の安定を図るためには、さきの通常国会で法の改正を行いまして、高年齢者雇用率制度を設けました。来る十月一日から施行することといたしております。
わが国における高年齢者の雇用問題の解決には、労使の関係者の着実な努力の積み重ねが不可欠でございます。この雇用率制度は、高齢者の雇用問題の実態をよく見きわめまして、定年延長の促進を大きなねらいといたしておるのでございます。国による奨励措置と相まって、労使による自主的な努力を促すためのガイドラインとして設けてあるわけでございます。当面、その周知徹底を図ることに重点を置かなければなりませんが、これを機会に、労使の間におきましても、雇用の賃金慣行の改善や、あるいは定年延長についての話し合いが一層促進されることを期待しておるわけでございます。
第二の御質問は、職場におきまして労働者に対して不当な抑圧や権利侵害が行われておるのではないか、どう監督をしておるかと、この違反をどうしておるか、こういう御質問でございまするが、労働基準法の第三条では、信条を理由とする労働条件の差別的取り扱いを禁止いたしております。労働基準監督機関におきましても、その趣旨の徹底を図るとともに、その履行の確保に一生懸命で努めているところでございます。
なお、万一違反が認められる場合には、厳正に是正させるよう努力をいたしておる次第でございます。
以上でございます。(拍手)
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