斉藤正男の発言 (運輸委員会)

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○斉藤(正)委員 国鉄が有史以来の財政的ピンチに襲われて、国民のだれしもが、いまの国鉄をどうしたらいいのか、運賃あるいは料金の値上げに反対をしている国民といえども、国鉄をこのままにしておいていいというような考え方の人はないと思います。まして国権の最高機関である国会が、もろもろな国民の意見を集約する中で、国鉄再建のために全力を投入しなければならない責任はきわめて大きいと思うのであります。特に、たびたびの国鉄再建計画あるいは国鉄財政再建計画等々が、あらわれては消え、消えてはあらわれ、ここ数年形は違いましたけれども繰り返してまいりました。そのことは、いろいろ批判がありますけれども、究極的には高度経済成長政策、列島改造政策に国鉄が酷使をされ、何ら財政的な裏づけがないのに新幹線の建設を初めとして時の自由民主党の政策あるいは田中角榮総理を筆頭にする列島改造論者の先達にさせられて、わが国の経済発展のために、言うならばやらずぶったくりの政策を国鉄が押しつけられている。このことを国鉄の幹部はもちろんのこと、国民も国鉄職員も知ってか知らずか、いい気になってその手先となったと言っては大変恐縮でありますけれども、何とかなるだろうというような安易な気持ちで、抵抗もせずに順応してきたところに問題があると思うわけである。したがって私はいまだれの責任かなどということは申し上げませんけれども、今日の国鉄がこのような状態になった原因をお互いがはっきりと認識をしなければ、その再建も絵にかいたもちになることを心配するわけであります。たまたまきょうは五月十三日金曜日であります。十三日の金曜日というのは余りよい日でないことになっております。国会内外の平穏を祈りながら、特に国鉄の安全を祈りながら、私は主として国鉄の安全性、特に新幹線の安全性と、相変わらずばらまいている、そして対策が遅々として進まない新幹線の騒音振動を中心とした公害等の対策について伺いたいと思うわけであります。
 最初にお尋ねをいたしますけれども、昭和五十一年度、すなわち五十一年四月から五十二年三月までの一年間の、新幹線の事故件数が発表されております。この新幹線の事故というのは、内部的な要因から起きた事故あるいは外部的な要因から起こされた事故、その内容はさまざまでありますけれども、五十一年度十二カ月間に起きた新幹線の事故について、総件数あるいは内部的要因によるもの、外部的要因によるもの等々を分類をしてお答えいただければ幸いであります。
 このことはかなり専門的になりますので、大臣や鉄監局長、答弁の責任者かと思いますけれども、技術的な面等もありますから、国鉄当局の一番詳しい方で結構でございます。
 なお、大臣も、途中で抜けられるそうでありますが、私はきょうは主として国鉄に質問を集中いたしますので、ときどき大臣に私の質問に対する当局のお答え等を含めて感想めいたものを伺う程度でございますから、余りなれていない数字その他を資料だけに頼ってお答えいただくよりも、大臣の国鉄観といったようなものを私の質問を通じて伺えれば幸いでございますから、国鉄当局から御答弁いただいて結構であります。

発言情報

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発言者: 斉藤正男

speaker_id: 6219

日付: 1977-05-13

院: 衆議院

会議名: 運輸委員会