斉藤正男の発言 (運輸委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○斉藤(正)委員 国鉄当局の発表によれば、「屋根がはがれたのは、風圧か、事故当時吹き荒れた強風で飛んできた物体が屋根に当たり、屋根と車体をボルトで止めている台座が壊れたのが原因」「浜松工場に回送して詳しく調べたところ、十二号車のアルミ製の上屋根が幅約一メートル、長さ四メートルにわたってめくれており、車体に止めてある直径九ミリのボルト八本が全部台座から外れていた。このため厚さ三・二ミリのアルミ製屋根があおられて架線と接触、架線の金具を壊し、ショートして停電させたとみている。」こういうようになっております。お話しのように、風が吹こうがスピードを出そうが、問題は車体にとめてある直径九ミリのボルト八本が全部台座から外れていたことになる。台座から外れたのはなぜか。いま御説明によれば、その台座に使っている材質が腐食しておって、ボルトがその台座から外れた、こういうように思われるわけであります。
 従来、新幹線の事故というのは車体の上部にはわりあいなくて、足回り、車体の下部構造物に多くの問題があったわけでありますけれども、屋根がすっ飛ぶ危険、屋根が車体からはがれる危険というようなものは、私は今回が初めてではなかろうかと思うわけであります。台座の金具が腐食をしていた、これは雨でも漏れば別ですし、ちょっと考えられないことだと思うが、それこそ設計のミスか施工の手抜きか何かあったのではないかというようにしか思われないのです。私はむずかしい金属力学、金属工学わかりません。常識的に考えてみて、台座が腐食していて、全部のボルトがその台座から外れてしまったというようなことは、よほどのことがない限り考えられないわけでありますけれども、その金属が疲れていて、しかもそこへもってきて強風が吹いて、しかも二百キロのスピードがこれに相乗的な作用をした、よく考えればそういうように思うわけですけれども、その台座の金属についてどのように検討分析をされ、改良をされようとしておるのか、伺いたい。

発言情報

speech_id: 108003830X01819770513_018

発言者: 斉藤正男

speaker_id: 6219

日付: 1977-05-13

院: 衆議院

会議名: 運輸委員会