粕谷茂の発言 (商工委員会)

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○粕谷委員 そこで、業転玉は販売会社にどのくらいの値段で売り渡されておるかということはつかめない。これは前々から通産省は言っておるのですが、そこで、私は、この新聞の記事を思い出してもらうために読んでみます。四月八日の記事ですが、「関係者の話をまとめると、“密造”は陸と海でおこなわれる。陸上では、ガソリンを積んだタンクローリーと灯油車が中身を交換し合う。東京近郊では江戸川、横浜、川崎、茨城の河原や埋め立て地でおこなわれ、業者間では“川崎原油”“茨城原油”などと呼ばれているそうだ。」と書いてある。これは混合ガソリンの方です。
 そこで、私は、これと並行してあなたに一つ質問をしたいことがあるのですが、いま、エッソの外資系などが一カ月一販売店で、スタンドで五十七キロぐらい売っておると一応は言っておるのです。あるいはモービルあたりでも一応はそう言っておるのです。ところが、私どもがちょっと調べてみますと、一スタンドで大体四百キロぐらい売っておるのです。これは「日本の石油企業 その戦略比較」という中に書かれておるのですが、「エッソ系の国際油化、物産共石があり、主としてガソリンなど白ものを取り扱っている。スタンド数はいずれも八十程度で年間販売量は国際油化四十万キロリットル、物産共石十三万キロリットルと推定されている。」というのです。こういうものをスタンド数で割っていきますと一カ月大体四百キロリットルくらい売っておるということになるのです。
 私どもが業者に聞いてみますと、どんなにうまく荷さばきをやっておるところでも一スタンドでは五十キロがせいぜいだと言うのですよ。六十キロ売っているところなんというのはめったにないと言うのです。そうすると、約十倍ないしは八倍くらいの量を売っておるという数字がそれに出てきておるのですが、だとすると、これはどういうことなんだろう。この説明を私はちょっと聞きたいのです。

発言情報

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発言者: 粕谷茂

speaker_id: 992

日付: 1977-05-20

院: 衆議院

会議名: 商工委員会