近藤鉄雄の発言 (内閣委員会)
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○近藤委員 私は防衛庁長官にも聞いていただきたいのですが、基盤的防衛力という考え方自体はいいと思うのですけれども、ややもしますとこの程度の水準ということでわれわれそれを静的にとらえてしまうわけですよ。従来の二次防、三次防、四次防という形ですと、一応目標を目指して上がっていく感じがしますね。ただ基盤的防衛力という観念が出てきますと、そこに達成したらそれでいいんだというので、世界の情勢がどう変わろうが基盤的防衛力はいいんだということになってしまっては困るので、私はあえて防衛庁当局にお願いしたいのでありますが、基盤的防衛力自身がもっともっとダイナミックな観念であって、相対的なものでもあり、しかもいまお話のあった世界のいろいろな軍事技術の革新、進歩につれてどんどん内容が高度化していくということでないと、いまおっしゃった核侵略は排除しますけれども、ある程度の局地的な小規模侵略に対応できるということ自身も達成不可能になるのじゃないか、私はこういうふうに考えるのですが、どうでしょう。