近藤鉄雄の発言 (内閣委員会)

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○近藤委員 時間が余りありませんのでこの議論できませんが、私は繰り返し申しますが、二十六、七万で本当に日本の国土が有事の場合に防衛できると思わないのであります。ですから、平時定員と準有事定員と戦時定員みたいなことも必要ですし、たとえば、私が戦争が始まった場合にどうしても自衛隊に参加して戦いたいと思っても、定員の枠があって来てもらっても困りますというようなことでも困りますし、また一般の市民が武器を持ったら、これまた警察につかまってしまうようなことも困ります。たとえば戦死した場合に、全然そういうことに対する措置がないということも困るので、こういう平時のときですから、そんな有事のことを考えていろいろなことをするというのも国民感情を逆なでするような気持ちもわかりますが、少なくともそういういろんなことを考えた有事体制というものは、たまたま私は定員問題を取り上げたわけでございますが、その他きょうは国防会議の事務局長の久保さんお見えですけれども、いろいろ無限にあると思うんです。そういうことも私あえて申しますが、いっとき三矢研究というものが出て、それが国会で問題になって、自来どうも防衛庁の皆さんは、いささかそういう問題について触れないで来ておられるような感じがいたしますが、日本の防衛を全責任をもってお考えいただいている防衛庁の皆さんですから、少なくとも事務的な、可能性として何が必要かということをお進めいただくのは一向差し支えないので、ひとつその点勇気を持ってどんどん検討していただいて、それが具体的に法律になってここをやるということは、これは次の議論ですから、通すか通さないかということはわれわれ立法府側で議論いたしますけれども、事務的な態勢としていろいろなことをぜひひとつプロの責任においてお考えいただきたい、こういうふうに思うわけであります。
 最後に、時間がございませんが、私、実はかねてからいろいろな機会にお話しをしていることがありますけれども、いわゆる非核三原則の問題について承りたいのであります。領海法十二海里との関連で非核三原則が問題になってまいりまして、先般国会を通りました領海法におきましても、本来ですと十二海里で三海峡もやるべきなんだけれども、そうなると領海になってしまって、その上を核積載艦が通る、こういうことだとすると、従来の非核三原則に抵触するからというような思惑もあって、現行のような領海法の政府原案になったというような話もあるわけでございますが、その議論の真偽はともかくとして、仮に領海を十二海里にして対馬海峡、津軽海峡、宗谷海峡をいわば締め切って、非核ブロックしてしまった場合に、米ソそれぞれ現実的な両国の核戦略が展開する場合にどのように困ると皆さんは考えていらっしゃるのか、承りたいと思います。

発言情報

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発言者: 近藤鉄雄

speaker_id: 28600

日付: 1977-05-19

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会