佐野文一郎の発言 (文教委員会入試問題に関する小委員会)

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○佐野(文)政府委員 文教委員会の際にもお答えしましたように、現在、暫定的に東京大学に設置をしております入試改善調査施設が、駒場の農学部跡の農学部の既設の施設の一部を借用いたしまして仕事をしているわけでございます。センターが発足をいたしましても、当面はなお暫定的に農学部の既設の校舎の一部を借用いたしまして、仕事を続けさせていただきたいと考えております。
 私どもは、将来とも農学部の跡地において——農学部の跡地は全体で六万八千平米ほどございますけれども、そのうちの一万六千ないし二万平米程度、まあ三割弱のものを入試センターで使わせていただきたい。この入試センターというのは、そこに工場を建てたりあるいは倉庫を建てたりするようなものではございませんし、いわば研究施設の性格をかなり強く持ったものでございますので、いわば文教施設的なものとしてあの地域にあることは、決して近隣の住民の方々に御迷惑をかけるものではないというふうに考えております。ただ、全国の大学から問題の解答用紙が送られてくるというふうなことがございますから、そういった輸送の面で近隣の住民の方に御迷惑はかけないような工夫はできるだけすべきであるし、また御理解を求めるべきであると思っておりますけれども、そういう点についての御理解をいただきながら、何とか農学部の跡地の一部を使わせていただきたいということを考えておるわけでございます。
 しかしいずれにしても、これは大蔵省の関係審議会の跡地処理についての結論を待つ以外にないわけでございますから、私どもはその跡地処理の方針が決まった段階で、恒久的にどのように処理するかを考えるべきだというふうに、現在のところは判断をいたしているわけでございます。
 なお、今後センターが共通第一次学力試験を実施するに当たっての予算の規模でございますが、これはさらに詳細な積算を行う必要がございますから、この時点では確定的なことはなかなか申し上げがたいわけでございます。五十三年度の概算要求をいたしまして、財政当局とも折衝しなければなりませんが、私どもは、見当といたしましては、人件費を除いて二十億ないし三十億というのが、五十四年から入試を実施した場合の所要経費になるというふうに、現在のところは考えております。

発言情報

speech_id: 108005098X00519770422_012

発言者: 佐野文一郎

speaker_id: 2902

日付: 1977-04-22

院: 衆議院

会議名: 文教委員会入試問題に関する小委員会