佐野文一郎の発言 (文教委員会入試問題に関する小委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○佐野(文)政府委員 文教委員会の際にも御議論のあったことでございますが、御指摘のように、大学入試センターに当面設置をいたします研究部門は情報処理、追跡、評価の三部門でございます。これらは主として共通第一次学力試験の改善のために機能をするものではございますけれども、文教委員会の際にも御指摘がございましたように、より基本的に、選抜の実施方法あるいは学力検査の問題、合否の判定方法あるいは選抜制度等に関しまして科学的、実証的な研究をするということが大学入試全体の改善を進めるために必要である、そういった基礎的な研究をするための研究部門をふやさなければいかぬという問題があるわけでございます。この点については、国大協の御構想の中でも、研究部門としては入試制度あるいは入試方法についての部門を設けるということをお考えになっておりますし、私どもも、年次的にそういったものについては拡充を考えていかなければならないというふうに考えているわけでございます。そういうことを前提といたしまして、きのうは、抽せん制の御質問があったわけですが、全体的に大学の入試を抽せんでやるというのは、これはおよそ不適切な考え方ではございますけれども、たとえば東京大学の東教授が御指摘になっておりますように、いわば二次試験と申しますか、共通一次等によってある受験生の評価が行われていることを前提として二次の段階で抽せん制を一部導入するという考え方は一つの考え方としてはあり得るわけでございます。ただ、それは当面現実の課題とするわけではないし、またきわめて微妙かつ困難な問題でございますから、それについては、事の性質として、いま申しましたような入試の基礎的な研究の一つの課題として入試センターの研究課題になり得るものであろうという趣旨をお答えをしたわけでございます。そういうものとして考える限り、もちろんそれをお取り上げになってどういう形で御検討なるかというのはこれからの入試センターのまさに自主的な研究計画の問題ではございますけれども、一つの検討課題ではあろうということを申し上げへまた逆に、直ちに現実の課題になるものではなくて、そうしたものとして検討が行われるべき事柄であるということを申し上げたのでございます。

発言情報

speech_id: 108005098X00519770422_020

発言者: 佐野文一郎

speaker_id: 2902

日付: 1977-04-22

院: 衆議院

会議名: 文教委員会入試問題に関する小委員会