中村重光の発言 (予算委員会第一分科会)
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○中村(重)分科員 ぼくは、長官の率直な答弁というのは非常にいいと思うのです。いまの佐世保を母港にするかという問題にしても、今日ただいま直ちに母港ということは言えない。だがしかし、辻市長の意図というものもあるんだし、やはり三年のうちに決めるんだから、そういう中で辻市長の意図あるいは県民感情、市民感情といったようなもの等も十分参酌しながら、やはり一つの候補として考えているというような、そのとおりなんだから。それをいままで母港なんて毛頭考えておりませんなんて、わかり切った子供だましみたいなことを言ってきたということ等も、この「むつ」の問題に対するごまかしだという反発というものがさらに強く起きてくる原因にもなっている、こう私は思うのです。しかし、私は、やはり長崎は適当でないということ、それじゃどこを、県民の健康とか生命を考えながら、外国はいいじゃないか、あっちはいいじゃないか、そういうことを言おうとは思いません。先ほど申し上げたように、アメリカのカーター大統領の最近の核エネルギーに対する考え方というものはきわめて慎重になってまいりましたが、私は、アメリカのサバンナ号なんかでも、もう四年も五年もそのまま係留したまま。日本の技術はまだ安全性という面において特におくれている。だから、「むつ」の炉というものも取り外すならば、舶用炉として陸上で研究用に使うといったようなことであるべきだ。まだその段階だというように考えているので、そういうことで、廃船ということがきわめて現実的であるということで、ただ単に反対するための反対ということで言っているのではないので、建設的な立場から私は申し上げているわけです。
それから、お答えがなかったのは、事故が起これば再修理にまた入港するということになるのだろう、これはそのとおりだということをいままで非公式に言われてきたんだけれども、そのとおりであるかどうかということ。それから、定期修理をやらなければならないんだから、そういう場合は、修理をした佐世保でまた修理をするということになるんだろうと思う。
それから、実験船や実用船の建造計画があるとも伝えられているので、この点どうかということ。
それから、燃料棒を抜くと、まだ県の方から見返りをはっきり公式に言ってきているわけじゃない。しかし、恐らく長官の耳にも入ってきているのだろうと思うんだけれども、針尾団地がどうだとか、原爆病院の国有化だとか、あるいはつくっている水産場の引き込み線であるとか、いろいろなことが、時間の関係がありますから言いませんけれども、そういうようなことが言われてきている。ところが、燃料棒を抜くと普通の船なんだから、普通の船を持ち込むのに対して見返りなんということは考えられないというようなことが言われている。ところが、県議会の松田議長なんかは、おかしな嫁さんをもらえと言って、持参金のないようなお嫁さんなんて、そんなばかな話があるか、こう言っている。ざっくばらんな言い方なんだけれども、これは見返りがあれば考えましょうという言い方なんだけれども、その見返りの問題についてどう考えているか。燃料棒を抜くこととそれから抜かないことというのが見返りということにおいてどう関係してくるのか、この点ひとつお答えをいただきたい。