宇野宗佑の発言 (予算委員会第一分科会)

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○宇野国務大臣 最初に言われました、事故が起これば再修理の問題、定期修理の問題、あるいは実験船、実用船の問題、さらには原子力船事業団法の問題、これはまた局長からもう少しく詳細に答弁させます。
 見返りの問題でございますが、この間の予算委員会でも同様の質問が――同様ではございません。全く別の角度の質問が野党の委員から出されました。それは、こういう際になると、政府はすぐに札束で横っ面を張っておまえ従え、そういうふうな調子でくるんじゃないか、むしろこういうふうな質問がございまして、私はそれに対しましても、決して札束で事を解決しようというふうな気はさらさらございません。しかしながら、こういう大きな問題でございますから、地元には地元としてのいろいろな御迷惑をおかけする面もございましょうし、そうしたことに関しましては、やはり地元がどういう御意見を持っていらっしゃるか、これはひとつ率直に吸収しなくちゃならぬ。その吸収する機関と申しますと、あるいはちょっと語弊があるかもしれませんが、自由民主党に特別委員会をつくっていただいたのも、じかに吸収していただく立場でいろいろな県民の声を吸収してもらって、そしてこれに対しては私たちは、あえて札束をばらまくとか、それでほっぺたをたたくというのじゃなくして、むしろこちらから進んで、こういう問題についてはやはりかくあるべきであろうというふうな体制は自民党で検討しよう、こういうふうに根本特別委員長も言っていただいております。だから、その自民党で検討していただいた結果が政府に届いて、それを政府が消化し得るか否か、こういう問題になると存じておりますので、今日核を抜いたらどうなるこうなるという話は、これはちょっと私といたしまして、仮定のことに対するお答えになりますから、現在の立場から申し上げれば、見返りということにつきましてはいま申し上げたような態度で臨みたい、こう思っておる次第でございます。だから、核を抜いたらもう見返りは要らないじゃないかというふうな御質問に対しましても、いま私はちょっとお答えする時期ではない、こういうふうに考えております。
 いずれにいたしましても、わが党にも、この問題は重要でございますから、どういうことを知事さんが決意されるか、その決意を尊重しようと言っておるわけで、それに対しては機敏に党も政府も対応しましょう、こういうふうに言っておりますから、まず党でいろいろとそういう問題に関してはお考えになるんじゃなかろうか。その特別委員会には、長崎出身のわが党所属の国会議員諸君も入っていただいておるわけでございます。だから、そういういろいろな声が出てくるんじゃなかろうか、こう思っておりますので、まだ限定した答弁は、今日ただいま私といたしましてはいたしかねますが、十二分に地元の御意向というものはやはりそんたくしなければならないということだけは申し上げておきます。

発言情報

speech_id: 108005266X00219770312_019

発言者: 宇野宗佑

speaker_id: 12102

日付: 1977-03-12

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第一分科会