井上普方の発言 (予算委員会第五分科会)

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○井上(普)分科員 それが本当にやられているんだったならば少しでもましなんです。実際やられてない。特定郵便局長制度というのは、これは庁舎を借り上げさす御本人を特定郵便局長に任命するのだから、あるいはまた、本当にそういうような内部規程というものがあっても、これはともかく論外に任命されるということがあるのです。先ほど申しましたように、町長選挙に落っこちて半年後に郵便局長にしたという例もある。決して徳望があるというような方じゃないと私は思う。しかし、そういうようなことが公然と行われておるのは、特定郵便局長会というのがあるでしょう。これががっちりと根を張って、そして封建制と私はあえて言いますが、世襲制度が残っているのだから。これがいま公然と活動しておるのが現状なんです。
 この特定郵便局制度というもの、前近代的な制度を、お互い若い政治を志す者としては、あるいは政治をつかさどる者としては、特定郵便局制度に根本的にメスを入れるということがなければならぬと私は思うのです。このごろの代議士の中にも世襲が大分出てきたけれども、実際日本で、考えてごらんなさい、世襲制度が公然と認められているのは、皇室とそれから特定郵便局制度だけじゃないですか。ほかにありましょうか、制度上考えられるのは。こういうようなことをあなたも考える必要がある。考えるというよりも抜本的に取り組む必要があるのじゃないか、こう思うのですが、どうです。

発言情報

speech_id: 108005267X00119770311_013

発言者: 井上普方

speaker_id: 18136

日付: 1977-03-11

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第五分科会