石田博英の発言 (社会労働委員会)

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○国務大臣(石田博英君) 賃金決定が、あるいは労働条件の決定が労使の自主交渉によって決められていきつつある、そういう傾向がこれから伸びていく、私もそう思いますし、それに期待をかけたいと思います。
 それから、第二番目のスト権の問題でありますが、これについては、私も私なりの意見はもちろん持っております。しかし、これはいま御承知のように中山先生を座長とする委員会で御検討願い、そのスケジュールもおおよそ決まっているようであります。そういう段階において、私の意見を申し述べるのは適当でないと思います。
 それから、労働問題というものについての理解というものは、どこでもだんだんと時とともに変わってきておるのであります。私は仲裁裁定の完全実施というものに再踏み切ったときの責任者の一人であります。それから、ILO八十七号条約を批准いたしましたときの責任者でもありました。あるいはまた最低賃金制、これは一番最初のスタートは業者間協定でありましたが、これに踏み切ったときも私は労働大臣をいたしておったわけであります。無論、その都度都度には強い抵抗も反対もありました。そういう点をあわせてお考えを、御推察をいただきたいということであります。
 それから、公労協の争議手段というものは、国民の目をあるいは国民に対する反響というものを配慮して、いろいろな戦術、いわゆる戦術が行われたということ、変化があったという事実は私も認めます。しかしながら、現在の法律、制度のもとにおいては、これは違法なのであります。したがって、違法について政府が遺憾の意を表するのはこれは当然だと、こう私は考えておるわけでございます。

発言情報

speech_id: 108014410X00619770421_011

発言者: 石田博英

speaker_id: 12704

日付: 1977-04-21

院: 参議院

会議名: 社会労働委員会