山下元利の発言 (大蔵委員会)
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○衆議院議員(山下元利君) ただいま御指摘の点につきましては、衆議院大蔵委員会におきましても具体的に真剣に検討したことでございます。しかるに、今回またこのような議員提案の形において提出さしていただきましたのでございますが、実は昨年も私、野々山委員の御質問に対しましてお答えいたしました中で、農政の進展に即応いたし各種の施策が講じられた場合には、税制面においても特別措置のあり方について真剣に検討すべきであるということを国会における審議の結果を踏まえて申し上げておるところでございますし、また、そうした場合に、法案のいまの時限立法の形等につきましても十分検討さしていただきます、このようにお答えしたことは事実でございます。
その後、この点につきましていろいろ審議いたしましたのですけれども、この水田総合利用奨励補助金につきまして御承知のとおり政府としてはその必要性を認めて予算計上を行っていることは御指摘のとおりでございます。ただ私どもとしてもその税法上の取り扱いについて検討いたしましたのですが、政府当局においてもその検討結果を聞いたわけでございますけれども、何としても予算の措置は予算の措置ながら、税制と申しますか、その税法上のとり方についてはやはり税法固有の考え方に基づいて判断されるべきである、予算措置とは別個の問題であるという判断を示すものでございます。しかしながら、私どもといたしましては、水田総合利用奨励補助金につきましては、これはやはりこの事柄の性質上、何としても課税上一時所得として取り扱うという等の特例措置が講ぜられる必要があると考えましたわけでございます。したがいまして、その法案の提出等につきましても慎重に検討いたしましたのですけれども、やはり予算措置と税制というもののあり方につきましては、別個のものであるという観点を崩すことはできませんものでございますから、今回もこのような形において提案さしていただきましたことにつきましては、昨年のお答えの経緯から考えましても十分でないことと反省いたしているわけでございますけれども、ただ、この奨励補助金が稲作をやめさせるという異例な政策に基づくものでございますので、政府としてもあえて反対しないという形になりまして、私どももこの議員提案に踏み切っているわけでございます。以上の点で御理解賜りたいと思う次第でございます。