久保亘の発言 (文教委員会)

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○久保亘君 それは文部省がいま持っている結論をあなたに申し送られたそのことなんでありまして、そこに至るそういうような形でまとめざるを得なかったその過程というのは、これは大変複雑で、そしていま私が申し上げましたような政治と教育のあるべき関係というのが逆転した形の中で論ぜられた場合もしばしばあったのだということを、これはもし知っておられないのなら文部省の担当の局長などにもよくお聞きになって、その辺をよく理解をされていないと、主任制度の問題についてあなたがせっかくこの昭和世代の物のわかる大臣としてこれからの日本の教育を本当にお考えになろうとする場合に、誤った出発点に立たれるおそれがあるから、私はそのことをあなたにお願いしておきたいと思うんです。そして、すでに大臣に就任をされてから二カ月以上もたつのに一そうですね。こういう重大ないま日本の教育に対する国論を分けて論ぜられているような、こういう問題を、過去の経過について詳しく検討をしようとせず、ただ永井文部大臣からこういうふうに言われましたと、それだけをもってこの問題に対処されようとすることは非常に私は問題だと思う。また、文部省の各立場にあられる担当の局長の方々もそういう問題についてはしっかり大臣にわかってもらわぬと、昭和六年生まれだから明治三十八年とは違って物わかりがずいぶんよろしかろうから、そういう点は大丈夫だと思っておられると私はやっぱり大変ではないかと思うんですよ。だから、そういう点についてはひとつこの主任制度というものがどういういきさつで生まれ、そしてどういういきさつで発想され、そしてそれがどういう経過を政治と教育との関係において経てきたのか、そのことについては十分御承知になっておかないとこれからの教育現場の問題に正しく対応していただくことができないのではないか、こう思うんですがね。

発言情報

speech_id: 108015077X00519770310_017

発言者: 久保亘

speaker_id: 7804

日付: 1977-03-10

院: 参議院

会議名: 文教委員会