土井たか子の発言 (公害対策並びに環境保全特別委員会)

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○土井委員 公害対策並びに環境保全状況の実情を調査するため、議長の承認を得て、去る九月五日から八日まで四日間、北海道及び青森県に派遣されました派遣委員を代表して、その概要を御報告申し上げます。
 派遣委員は、委員長島本虎三君、染谷誠君、向山一人君、水田稔君、中井洽君、竹内勝彦君及び私、土井たか子の七名でありまして、ほかに現地参加として地元選出議員の参加を得ております。
 調査団は、九月五日、まず北海道に入り、北海道庁において道当局から北海道における環境保全対策の概要について説明を聴取した後、石狩湾新港開発計画地域に赴き、この地域の環境保全の概要について北海道当局から説明を聴取するとともに、港湾建設の現況を調査し、あわせて石狩町長から茨戸川の水質汚濁除去対策の促進方について陳情を受けました。
 翌六日は、大雪山国立公園内の層雲峡観光ホテルにおいて、下水道整備の促進について上川町長から陳情を受けた後、旅館汚水の処理状況について調査を行いました。次いで、大雪ダムのペンケチャロマップ展望地点及び狸台林道を遠望する地点におきまして、大雪ダム補償林道の経緯及び現況につきまして旭川営林局から説明を聴取いたしました。引き続いて恵庭岳山ろくの自然の村に赴きまして、冬季オリンピック滑降競技場跡の復元について北海道当局から説明を聴取いたしました。
 さらに支笏湖畔におきましては、ヒメマスの魚病発生の経過、有珠山の爆発による自然施設の被害状況等について北海道当局等から説明を聴取した後、千歳市長から特定環境保全公共下水道事業の促進等について陳情を受けました。
 七日は、苫小牧市役所に赴き、北海道及び苫小牧市当局から苫小牧東部工業基地開発計画に伴う環境保全問題について説明を聴取した後、船上から苫小牧西港の現況を調査し、さらに苫小牧東港建設現場に赴き、港湾建設の現況を調査いたしました。
 次いで空路青森県に入り、八戸臨海工業地帯の現況を調査した後、八戸市役所において青森県当局から八戸地域公害防止計画等の概要について、八戸市当局から八戸市公害健康被害救済制度についてそれぞれ説明を聴取いたしました。
 八日はむつ小川原開発計画地域に赴き、高瀬川、鷹架沼及び尾駮沼の現況を調査した後、六ヶ所村公民館において青森県当局から、むつ小川原開発計画に伴う環境保全問題及び下北原子力発電所建設計画について説明を聴取し、さらに六ヶ所村議会議長から開発計画の促進について、六ヶ所を守る会会長から環境影響評価のやり直しと第二次基本計画の再検討について、それぞれ陳情を受けました。
 次いで、開発計画の実施により移転する予定の上北馬鈴薯原原種農場からその実情を聴取し、さらに、開発地域からの移住者を受け入れるため六ヶ所村千歳地区に建設された新市街地の現況を調査いたしました。
 以上、調査の概要を簡単に御報告いたしましたが、調査結果の詳細につきましては、委員長のお手元に報告書を提出しておきましたので、本日の会議録に掲載されるようお取り計らいをお願いいたします。
 以上、御報告申し上げます。

発言情報

speech_id: 108104209X00319770912_002

発言者: 土井たか子

speaker_id: 16322

日付: 1977-09-12

院: 衆議院

会議名: 公害対策並びに環境保全特別委員会