木島喜兵衞の発言 (文教委員会入試問題に関する小委員会)

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○木島小委員 どういう聞き方をしていいのかわかりませんが、いまお話のございましたように、出発は教育の正常化というところにあったけれども、結果的に見ると、シカを追う者が山を見ないというごとく、やや大学の論理が優先して、そして試験という、少し狭い意味になりがちですが、試験技術というのですか、そういうものに動いていって、正常化という視点が欠けてきておるという、そのことが高校が直接一番混乱をせしめられておるということだと思います。しかし、もちろんそれ以外にも、たとえば私大との関係とか、そういう考えなければならない問題もあります。そこで、いま森さんがおっしゃいますように壮大なる実験ではありますけれども、しかし実験というものは成功と不成功という両面を持っているわけでありまして、その不成功の中でもってそのときの子供たちが犠牲になってはならないわけでありますから、最大限犠牲を少なくすることが実験の場合には前提になりますね。
 そこで、現在も混乱しておりますけれども、たとえばもう一年実施を延ばす。その中で、さっき共通の場ということがありましたね、それは高校と国大協あるいは私大の問題もありましょう、ことしの十二月に八万人やるのがもっとよけいになってもかまいません、そういうことを繰り返しながら、そしてなお皆さんとの共通の意思を持って、不安のない——先ほど不安という言葉か出ましたか、不安というのは高校だけか、父兄もあれば子供もありますが、いまもし一年延ばしたら高校は混乱いたしますか。現在現場の中ではいろいろとこれに対応するための混乱があると聞いておりますが、いま一年延ばしたら、その現在ある混乱と延ばすことによる混乱とどうなんだろうかと思っているのですが、たとえばいま一年と仮にいたしましょう、どうでしょう。どなたでもけっこうです。

発言情報

speech_id: 108205098X00119771101_015

発言者: 木島喜兵衞

speaker_id: 24764

日付: 1977-11-01

院: 衆議院

会議名: 文教委員会入試問題に関する小委員会