嶋崎譲の発言 (文教委員会入試問題に関する小委員会)

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○嶋崎小委員 最初に、この入試問題に関する小委員長報告、これは、いままでの小委員会での議論の経過からすれば、きょうの委員会を設定した理由などから考えても、報告じゃなくて、やはり決議の趣旨で強く立法府の意思を表明すべきであると思います。
 内容については、前段はまあいいんですが、実施時期の問題について、この時期の問題を考えるときには、いままでこの委員会でも議論がありましたように、前提になることは、高校進学がいまや九〇%を超えて半ば義務教育的な性格を持ってきている。それだけに、後期中等教育を国民のいわば最低の教育として、そこまでの教育水準を確保するという、そういう前提が必要になっていると思うのです。したがって、法に定めるとおり、高等学校教育への影響を避けた実施時期を選ぶべきであるという趣旨の議論がいままで小委員会で行われてきたと思います。したがって、三ページの「然し、高等学校教育を法に定めるとおり」ということで、「大学の入試は高校の全課程が終了した時点で、その到達度を判定するという趣旨で実施されることが原則であるべきです。」というふうに言わなければいけないと思います。
 いままでのここでの議論の中には、これを生かすかどうかは別として、全国高等学校進路指導連絡協議会の二月要望説、それから全国高等学校校長会のこれまた二月要望説がありまして、二月というのは雪や何かの時期で無理であるけれども、三月ぐらいの検討はできないかという議論が出て、結論が出ないままになっている。そういう意味で、そういう趣旨のことを委員会として背後に持ちながら、こういう趣旨があるという点を確認できるような表現にしたらどうだろうか。そういう意味で、「最善の配慮をすべきである。」で文章をぶち切ってしまった方がいいのではないか。
 第二番目の、この小委員長報告案の趣旨は、二つの内容の後者に力点を置いた文章になっていると思います。つまり「二段階選抜は、その実施を避けるとともに、」これが前段に一つあって、最後は「第二次募集方式を実施するよう努めるべきである。」としています。したがって、この第二次募集方式というのは、この小委員会では十分議論が煮詰まっているのかどうか、これは後の懇談会で少し議論を出し合ったらいいかと思いますが、むしろ、前段の二段階選抜というのは、国大協自身が本委員会に対して七項目の約束をしたわけですね。その七項目の約束の中に、悪い表現ですけれども、足切りをしないということを前提にして言ったわけですね。ところが実際はそうでなくなっているという事実にかんがみて、国大協の初期の本委員会への答申の考え方に基づいて、むしろ、二段階選抜と思われるようなあり方はなくすべきであるということを言うのと第二次募集云々は切り離して表現すべきではないかと思います。
 あとは、山原委員や木島委員から出ていた問題ですから、山原さんその他から、実施の問題に関連しての問題点をどういうふうに付記するかなどの意見を述べていただいて、各党それぞれ意見を出していただければいいんじゃないかと思います。
 以上です。

発言情報

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発言者: 嶋崎譲

speaker_id: 860

日付: 1977-11-15

院: 衆議院

会議名: 文教委員会入試問題に関する小委員会