赤桐操の発言 (建設委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○赤桐操君 そこで、この五カ年計画全体に比較いたしまして、他の事業のいろいろ検討もしてみる必要があると思うんです。治水事業関係の五カ年計画を見ると、第五次の五カ年計画が七兆六千億になっておりますね。それから第四次の下水道整備五カ年計画は七兆五千億です。また、都市公園整備五カ年計画、これは第二次になりますが、これが一兆六千五百億円になっておるわけです。こういう状況が他の五カ年計画の事業計画規模でございますね。
 そこで、さらに加えて五十二年度における部門別の行政投資ですね、建設関係の。これを見まするというと、これはやはり三十年代等と比較いたしまして、さらに四十年代等と比較すると、大分ダウンはしてきているんですけれども、やはり依然としてこれは道路関係がその五三%を占めておりますね、五十二年度の状態を見ましても。河川とか海岸関係の費用は一三・七、下水関係が一二・八、公園が三・三、住宅は若干伸びましたけれども一七・二ぐらいの程度であるでしょう。この中で断然群を抜いているのがやっぱり道路なんですね。こういう点をいろいろ比較してみるというと、やはりかなり道路に偏っているのではないか。
 全体として高度経済成長時代がすでに終わって低成長の時代になってきている。総理の演説にも出ておりましたとおり、もう再びそういう高度成長時代というものはつくってはならないし、あってはならないと、こう言っておるわけだし、いまの大臣の御答弁を見ましても、これからは生活基盤投資に向けるんだと。これは言いかえてみれば福祉への大きな転換を考えておられると思うわけですね。そういう全体から見たときに、この流れは、私はやはりいままでの建設省予算の組み方、事業内容の延長線上をたどっているものではないだろうかと、こういうように思うんですが、この点はいかがですか。

発言情報

speech_id: 108214149X00219771025_016

発言者: 赤桐操

speaker_id: 29832

日付: 1977-10-25

院: 参議院

会議名: 建設委員会