安恒良一の発言 (社会労働委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○安恒良一君 まあ厚生大臣、正直にかぶとを脱がれましたから、それはそれでいいといたしまして、私はそこでたとえばこれも一つの例を挙げておきますと、差額ベッド問題についても、もうこれは当時厳しく規制の強化をしているわけです。これは後で、いま答えてもらわなくても各論に入ったときやりますが、当時から改善をされてないんです。むしろ、見方によると改悪されてきた、悪くなっていると、国民はそういう感じを持っている。ですから、そういうことを言っている。しかし、これで時間をとるわけにはまいりませんから、私はそこで大臣がいまいいことを言われました。不退転の決意で今度はやると、そのことを信用しましょう。それならば不退転の決意でやるためには、抜本改正について何と何と何をやろうとしているのかということについて、きょう無理であるならば次回までに、あなたたちが健保懇の答申を受けられ、さらに不退転の決意でやる以上は、この項目とこの項目とこの項目についてはひとつやりたいんだ、これは少し時間がかかるとか、こういうことについてひとつやりたい事項と、それに対する大臣なり厚生省としての意見それから日程、どういう日程でやるのか、これをひとつ出してもらいたい。その中で私はこの問題についてさらに意見を言いたいと思いますから、委員長、この点についてはこれより以上追及いたしましても無理でありますから、この点については質問を保留をしておきまして次に進みたいと思います。ですから、次回までに、いま申し上げましたように、この答申を受けての、もう繰り返しいたしませんが、日程を含めて出していただきたいということを申し上げます。
そこで、私は率直に言って、基本的に抜本改正をまずやる、やって赤字を埋めていく。こういうことだと思いますから、以下、各項目について質問をいたします。
質問をいたします骨子について申し上げておきますから、ひとつ皆さんの方で用意をしていただきたい。まず第一は、財政の見通し——これは十二月分のボーナスの取り扱い等を含めました財政の見通し、それから、中医協で医療費の引き上げが議論されていると思いますが、それと財政の見通しの関係。特別会計法の問題点。それから次は赤字の原因について。点数出来高払い制度の矛盾、中身がたくさんありますが、中身は後でいい。それから、大きくとらえまして薬価問題。それから、大きい問題といたしまして医療における器械の重複投資の問題、検査の問題、さらに領収証発行の問題。次に、医療供給体制問題——いわゆる医師、医療機関の偏在の問題、夜間、休日の救急医療問題それから看護問題。そして続いて医療機関の機能分化の問題。そして最後に患者負担の問題——これは差額ベットの問題、高額療養の問題、付き添いの問題、出産費の問題、歯科の差額問題等々全般にわたってこれからお聞きをしたいと思います。ですから、どうかスムーズな御答弁ができるようにひとつ用意をお願いをしておきたい。私がこれから質問を展開をいたします問題は以上の問題であります。
そこでまず第一に、財政の見通しと医療費の引き上げの関係でありますが、御承知のように、今日、中央医療協議会で医療費引き上げ問題が議論をされています。新聞を拝見をしたり、同僚委員が出ておりますからその中におけるこの議論を聞いておりますと、何か今月の九日ぐらいには大臣の方から諮問が出るんではないだろうか、こういうような状況にあった。ところが、諸般の事情で諮問がされなかった。こういうことで武見会長大分怒られたようでありまして、医師会が強硬姿勢、当面は順法闘争などという、私たち労働組合側が昔、私は議員になる前は労働組合員だったのですが、使いますような言葉が使われているわけでありますが、そのことは余談といたしまして、ひとつ医療費の改定の時期をいつと考えられているのか、それから、どの程度の医療費の改定をされようとしているのか。それと、今度十二月一日からこれを実行したいとこう言われておるのですが、その場合における五十二年度、五十三年度等等の政府管掌健康保険の財政の見通しについて、まず大臣並びに関係局長から御説明を願いたい。何か配る資料があれば配った上で、数字を明らかにしながらしていただきたいと思うわけであります。