安恒良一の発言 (社会労働委員会)
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○安恒良一君 私、あえて言ったでしょう。そういう不親切じゃなくして、配るものがあったら配って説明をしてもらいたいと、こう言っているわけでしょう。それを読み上げただけでは、あなたは頭がいいかわからぬけれども、私はわかりません。
それから、いま私がお聞きしているのは、衆議院においてすでにこれ修正をされているわけですよね。六月分のボーナスは入ってこないわけですよ。ですから、十二月の分からと、こうあなたは言われているんですが、そういう修正を含め、さらに二%が一・五になっているわけでしょう。私たち参議院は、それが送ってきた上でいま審議をしているわけですから、いわゆる衆議院修正があった法律の上に立ってどういうふうに、いわゆる健康保険改正による財政効果というのか、が五十二年度どうなるのかと、さらに五十三年度どうなるのかと、こういうことをやはり委員に配るものは配って、そして説明をしていただかないとわかりかねるわけです。だから、やはり資料があるなら資料をお配り願いたいと、こういうことを私は質問の冒頭に申し上げている。
それからいま一つ、これは保険局長にお聞きをしておかなきゃならぬし、大臣にも申し上げなきゃならぬのは、私は、いや中医協でいま各側で議論をしているから答えられぬじゃ困るわけです、私も長年中医協やってましたから。しかし、さしずめもう医療費がたとえば十二月一日が間に合うのかどうか、これはいろいろ問題があるでしょう。しかし、一月なら一月というところにすでに大臣は医療費の改正をやらなきゃならぬだろうということはいろいろ衆議院の中でも言われているわけなんですね。この場合に、来年度の保険財政を五十二年度なり五十三年度のやつを、そのことをネグレクトして、そしてこれだけの赤字が出る、黒字が出ると言っても意味がないじゃないですか。なぜかというと、たとえば医療費が一〇%上がった場合と二〇%上がった場合には財政効果が全然変わってくるじゃないですか。そうするとまたあなたたちは、来年の通常国会には健康保険法の改正を出してくるんですかどうなんですか。そこのところを私は、私も長年中医協やっておりますから中医協の動きはわかっている。しかし、いま一番大きい問題になっているのは、政府管掌健康保険がこれだけ大きな赤字がきているんだ。だから、とりあえず赤字対策としてこうしてもらいたいということを言われているんですよ。その場合に、目の前に医療費の引き上げがわかっているのに、そのことを除外をして、ただ単に保険財政の収支のバランスだけを言っていただいたって審議ができません。私は、国民に対してもそういうことは国会として間違いだと思う。ですから、たとえばこれだけ上げた場合にはこうなるとか、そういう説明の仕方もあるでしょう。たとえば、あなたがここで、じゃ何%上げるまでは言い切れないことは、私は中医協の性格からわかります、大臣の場合でもわかります。しかし、いずれもう諮問をしなけりゃならぬところへきているんでしょう。建議方式じゃないんです、いまの中医協は。諮問方式でしょう。諮問方式ということはもう何%ぐらいということは腹を決めておかなきゃならぬ時期じゃないですか。ですから私は、確固として何%ということを言い切れと言っているんじゃない。しかし、これぐらいのところと。その場合に、五十二年度の財政はこうなる、五十三年度はこうなる、だから保険料をこうしてもらいたい、ああしてもらいたい。こういう議論がないと、そのことを全然ネグレクトして、いわゆるボーナスから何%取ることがいいのか悪いのか、一部負担を上げることがいいのか悪いのか、そんな審議はできません。そういう審議は私は残念ながらできません。ですから、そのことについていま私が申し上げたように、限界があることは知っています、私も。しかし、少なくとも国民が知りたがっていることは、来年の一月以降医療費が上がった場合にも保険財政はどうなるんだろうか、これは国民が知りたがっていることじゃないですか。そのことを、全然この委員会の中で勘弁をしてもらいたいといって、そんなことで議論できるのか、できません。ですから、それらを含めて答弁。それから資料を配るものは配って、親切に答弁をしてください。数字的なものをべらべらべらべら読み上げただけではかえって時間がかかります。