謝敷宗登の発言 (運輸委員会)

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○謝敷政府委員 これからの日本の造船業の需要の見通しにつきましては、国際的な問題あるいは国内の体制の問題等もございまして、確定的なことを申し上げられる段階ではございませんが、ただ私どもといたしましては、この前の、昭和五十一年に海造審がお出しいただきました世界の需要が五十五年ぐらいまでは千二百万総トン程度であろうということにつきましては、ほぼそういう状態で推移しておりますので、しばらくはこういう状態が国際的に続くというふうに考えております。
 しからば、その次についてはどうか、五十五年から六十年あるいは六十五年についてはどうかという点につきましては、前回の試算では千六百万トンから二千六百万トン年間の需要が国際的に出てくるであろう、こういう非常に幅のある推定をしておりますが、この点について、現在海運造船合理化審議会の造船施設部会におきまして数字を鋭意詰めております。したがいまして、この点について間もなく出てくるかと思いますが、これと問題は、国際的な関係においてどのぐらい日本としては需要が考えられるかという点が一つ残ります。この点につきましては、先ほど先生御指摘の国際的な競争力の点につきましては、私どもは少なくとも、最近の円高ではありますが、基本的には失われておらないということが言えるかと思います。ただ第三国、いわゆる発展途上国の造船業は、自国の海運のために一応の整備を始めておりますので、これが新しい要素としてこれからの需要を考えるときに考慮に入れなければならぬ問題かと思います。
 それから、現状につきまして月二十五万トンベースの受注ということは最低に近い数字でございまして、三月もこのような状態で推移しておりまして、これからは落ち込むことはないであろうということで、月二十五万トンベースの受注を基礎にいたしまして、これにどのくらいプラスの需要をつけ加えられるか、こういう点を考えながら早急に先生御指摘の目標を確立するための作業を進めてまいりたい、こう考えております。

発言情報

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発言者: 謝敷宗登

speaker_id: 20373

日付: 1978-04-19

院: 衆議院

会議名: 運輸委員会