原田昇左右の発言 (運輸委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○原田(昇)委員 そこで、何と言っても造船不況対策としては、まず第一に需要を造成する必要があろうと思いますが、需要造成にはスクラップ・アンド・ビルドとか官公庁船を大幅にふやすとかいう問題が提起されております。しかしこれらは、後で私、また詳細これに触れたいと存じますが、いずれにしても、予算的な措置等が必要だとすれば、若干時間がかかる問題でございます。一方、操業度はどんどん低下していくわけでございますから、雇用の面でも非常に不安が出てくる、信用の面でも不安が出てくるというようなことになって、特に中手造船所等では相当の問題が生ずるのではないか。
そこで、まず端的にこういう提案をしたいのですが、世界にたくさんいま老朽船がつながれておりまして、スクラップ寸前のものがたくさんあると思うのですが、これを、手持ち外貨がたくさんありますから買って、日本の中手の造船所等において解体する、そして造船の雇用を確保すると同時に、外貨減らしにも役立ち、そして世界の船腹の需給調整にもなる。ですからこの際、相当の買船をすれば、その船主は新造意欲も出てくるでしようから、こういう一石三鳥くらいのことをひとつ考えてみたらどうかと思うのですが、いかがでございましょうか。