福永健司の発言 (運輸委員会)

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○福永国務大臣 ただいま原田さん御指摘の点につきましては、私も実は全然同感でもございますし、ここ数日来、業界の代表等も私のところへもその点について話すために大勢で見えておりますが、率直に言って、ごく最近まで、そんな仕事をやろうという声は余り強くなかった。それよりも本来の造船の方がまあまあにいっておりましたから、そういうことであったかと言えるのでございますが、いまはとてもそんなことを言ってはいられない。そもそも日本の造船関係者は、うんと昔にはこの種の仕事は世界の中でも最も上手だった、こう言えると思うのですが、きのうでしたかも私、代表の人たちに言ったのです。会長以下ずらり来ましたから。言うなれば、あなた方は造船業界でだんなさんみたいな存在だったが、そのだんながぜひとも解撤業をやりたいというようになってきたことは、これは苦しいと言えば苦しいのだが、この動き自体に相漁に意味がある、余り恵まれていますと、それなりに緩みも出るものであるが、こういうような気持ちになって、ここでわが国の造船業のたがを締め直すということも、ある意味において将来のために意義深いことであるかもしれないということを申しました。そうしたら同じような気持ちでいるようなことを向こうでも言っておられました。
 そこで私は、ぜひそういうようなことにしたいと考え、その関係者等とも、いま原田さんがお話しのドル減らしというような観点から、世界じゆうにはかなり船を持っていてそれが古い、ところが、ほかのものと違ってそう簡単に売れやしないということで、買って日本で解撤しようということになると、言うなれば喜んで売るというのも大分あるやに見えるわけでございまして、どのくらいドル減らしということについて貢献できるかというようなこと等についても、ある程度意見の交換をしてみました。きのうの話などでは、そのとおりいくかどうかはわかりませんけれども、相当なことができるような話をしているのです。そこで私は、経済企画庁長官ともきのう話をいたしました。いままでのところ、ドル減らしのための幾つかの項目がございますが、解撤事業などというのは、まだ大きくも小さくもその柱の中にとても入るところにいっておりませんでしたが、きのうあたりの話から言いますと、まんざらそうではない、こういうことでありますので、明後日経済対策閣僚会議をやりますが、そのときにも、これはひとつ取り上げていこうじゃないかということを言ったら、経済企画庁の方でも大変弄んで、そういうものはなかなかないものですからぜひそういうようにというお話も、ほやほやのところでございますが、進んでいるようなので、これはそういういろいろの条件がそろってまいりましたときでもございますので、ぜひ相当な実績をおさめられるような措置をとっていきたい、そしてこの種のものの意欲を大いに盛んにするようにしてまいりたい、そう考えております。

発言情報

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発言者: 福永健司

speaker_id: 33316

日付: 1978-04-19

院: 衆議院

会議名: 運輸委員会