謝敷宗登の発言 (運輸委員会)
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○謝敷説明員 昭和六十年におきます見通し、さらに六十五年となりますと、世界のGNPの見方、それに関連しますエネルギーなりあるいはその他の貨物の動きによりまして、もちろんかなりの幅があるという議論は、これは先生のおっしゃられるとおりかと思います。
そこで、審議会の需給検討小委員会では、その際、ケースといたしましてGNPで二通りのケースを想定して、したがいまして、需要の見通しとしては、ハイケース、ローケースというような表現で見ておりまして、その需要の見通しのハイケース、ローケース、あるいはOECDで現在持っております新しい見通しがちょうどこの中間程度に入ってくるわけでございますが、そういう見通しにつきましては、おっしゃるとおり幅があるわけでございます。
私が先ほどから御紹介申し上げておりますのは、設備処理のためにどの水準を使うかということに関連して数字を申し上げたわけでございまして、かなり高目のGNPをもとにしております。といいますのは、設備処理につきましては関係業界、これは生産調整と違いましてかなりの思い切った行為でございまして、これのコンセンサスを得て、みんなが自主的にかつ共同でやるということに相なりますためには、やはり見通しはいろいろ問題があるにしても、みんながここまでならという線でなければなかなかうまくいかないわけでございまして、その意味におきまして、やや高目のケースを想定して三分の一の設備処理ということを決めております。
したがいまして、今後、情勢の推移を見るわけでございますが、その設備処理で足らないところは、先ほど申し上げました操業調整を並行して行っていくということで、相補って過当競争の防止に努めるのではなかろうか、こういうのが大体審議会での議論でございます。