村山喜一の発言 (決算委員会)
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○村山(喜)委員 研究という段階にとどまっておれば、まだ内容的に明らかにされてもおりませんし他の省庁との関連もある、あるいは憲法規定の問題がある、そういうような問題。特に核戦力に対しては現在の自衛隊の戦力、自衛力というものは、これはほとんど無力に近いけれども、国民に対しては大変巨大なそういう力を持っていることは間違いない。そういう意味から見ましても、憲法の中に規定されている基本的な人権であるとかあるいはその他の諸権利がどういうふうに制約をされてくるのかという問題はきわめて重要な問題であり、これは国会の場において、立法府でありますからそういうような内容のものを国民の名において許していいのかどうかというような問題についてはチェックしていく責任があります。
したがいまして、いま官房長を中心にした防衛庁内部の研究段階にとどまっているようでございますが、他の諸官庁とも協議をしなければならない内容のものもあり、その研究の内容のいかんによりましては大変重要な基本的人権に結びつくような問題が発生をされる可能性があると思うのですが、金丸長官は片一方においては有事防衛研究のそういうテーマを指示し、前の三原長官の時代のそういうような有事立法の問題についてはそれを継承していくというような二面作戦で、これから防衛庁長官として研究をさせていくという方針でございますか。