藤井勝志の発言 (社会労働委員会)

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○藤井国務大臣 先般のILO六十四総会に労働大臣として出席をさせてもらいまして、その際、総会において所見を発表すると同時に、関係者と会いました。ブランシャール事務総長、あるいはまた帰途、OECDのバン・レネップ事務総長、同時にアメリカのマーシャル労働長官等に会いまして、やはり労働問題は国際的な視野で考えなければならぬという認識を、まさに百聞は一見にしかず、身をもって体験をいたした感じがいたします。しかし私は、これを通じて結論として感じますことは、労働問題は中心は労使関係でありますが、労使関係は人間関係であるということ、人間関係は信頼関係であるということ、この前提を確立することが一番基本でなければならぬ、このように思うわけでございます。
 ちょうど帰りました十九日の晩に、たまたま長年、学識経験のある方々が検討をされ審査された結論が公共企業体等基本問題会議の意見書として提出されたのを私も拝見をいたしました。まだ十分、熟読玩味の時間の余裕がございませんけれども、その意見書の冒頭に結論として結ばれております「労使関係の正常化こそ」問題解決の基本であるというこの関係は、私は短時間でありましたけれども、ずっと世界を一周いたしまして労働行政関係者と会った結論と全く一致する、私の体験とも一致する、このように考えるわけでございまして、やはり急がば回れということでありますが、いろんな問題について、まず、その基本の原点に立って労使関係が信頼関係を取り戻すことが一番大切である、このように考えるわけでございます。

発言情報

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発言者: 藤井勝志

speaker_id: 31085

日付: 1978-06-22

院: 衆議院

会議名: 社会労働委員会