中川一郎の発言 (農林水産委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○中川国務大臣 一番の背景は、やはりドル関係が日本は黒字である、これを少し調整すべきだという背景があったことは事実でございます。その中において牛肉とオレンジがなぜ出てきたか。これはまた一般的なことでございますが、アメリカにおいて、非自由化すべきだという勢力と、それからやはり自由化であるべきで保護貿易はいかぬ、特に鉄とかああいうグループは保護貿易議員がいるわけでございます。ところが、農産物を中心とする議員は、やはり自由貿易だ、というのは、アメリカは日本にずいぶん穀類を売っておりますから、自由貿易の立場を主張する。ところが、農村議員の中にも、日本は一体農産物において自由貿易しているんだろうかという素朴な意見が出てまいりまして、工業製品についてはアメリカも保護貿易はしない、自由化しておくから、農産物についてもひとつもっと自由化してもらったらどうかという一般的な議論が一つ出てくるわけです。特に牛肉とオレンジ関係は、生産過剰といいますか、アメリカでは市場を求めているというので、日本についていい肉をもう少し買ってもらってもいいじゃないかという強い要請が出てくる。それからオレンジ関係の議員も、季節自由化、アメリカも日本の事情は知っておりまして、農業がある程度保護貿易であるということは、アメリカ自体も保護貿易をいたしておりますから、それほどむちゃではない、柑橘類も、オレンジの競争品目であるミカンが枯渇して全くない六月から八月まで季節自由化をしても農民に支障を与えないではないか、御同様な趣旨で、ブレンド用のジュースも農民に被害を与えるものではないんじゃないか、牛肉についても、別枠でということではなくて、いい牛肉を買う仕組みをひとつ考えてくれ、こういうことになって、農産物の牛肉とオレンジが非常に表面に出てきた、こういうのが背景でございます。

発言情報

speech_id: 108405007X00219780210_003

発言者: 中川一郎

speaker_id: 12365

日付: 1978-02-10

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会